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03/08/2013

竹中平蔵氏講演会  その5

「規制改革は1丁目1番地」と説く竹中氏は、景色を変える政策が必要と言います。そのためには「都市が強くならないと。東京、大阪がもっとグローバルな競争に勝っていかないと」。現在、世界の都市ランキングで東京は4位、大阪は20位くらいだそうですが、1位、2位にするための目標を掲げようと主張します。韓国はアジア通貨危機のとき、問題点を実感し、教育制度を変え、英語教育を重視しました。その結果、世界銀行総裁、国連事務総長は韓国人です。今回はジェネリック医薬品普及を目的としたシンポジウムでしたから、竹中氏は、「医療費全体の5%を節減すると、その金で日本の若者40万人、大学生全員を海外留学させることができる」という表現をしていました。
竹中氏といえば、「競争、規制改革」。それに対する批判も多いわけですが、「日本の良さを守ることと、規制改革は矛盾しない」と反論していました。
産業競争力会議は10人。竹中氏は、官僚が会議で意見をまとめさせない企みといいます。4~5人でないとまとまらない。「会議でまとめられなかったから最後は官僚がまとめる」、という筋書きです。
「そもそも日本の審議会は、当事者(被告)が当たり前のようにメンバーに入っています。コンプライアンス、ガバナンスがまるでなっていません。欧米では当事者がヒアリング先になることはあっても、委員にはなりません」。

3本目の矢はまだまったく手がついていません。竹中氏は「安倍首相はよくやっている」と評価します。キーワードは「期待(expectation)」。
「期待を実現させるということが重要。期待が先行しないと、絶対うまくいかない。みんなが成長を信じなければものを買わない」。
そして、まだ手がついていない「地方分権」、「エネルギー」、「社会保障」を議論する場を設置し、参議院選挙に勝利して次々法案を通すことが大切だ、と締めくくりました。(完)

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