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03/28/2013

起承転結でコロリ

 最近のオレオレ詐欺の巧妙さをテレビが紹介していました。2度も撃退した母親でさえ、ころりと騙されたそうです。
じつに練り上げられた起承転結のストーリー、ここまで完璧なシナリオができていると誰でもひっかかりそう。電話の声でわかると思ったら大間違いだそうです。

<起>(息子と称して電話がかかってくる)。「電車にかばんを置き忘れた。携帯も中に入っているので、借りた携帯から電話してる。だから非通知。駅から忘れ物の連絡があったら、教えて!」(カネの話は一切でていない)
<承>(10分後、駅員と称する男から電話)。「かばんの忘れ物があります。免許証が入っていますので、本人確認させてください」。(と言われ、母親は息子の生年月日をしゃべる)。
「あっ、確かに息子さんですね。取りに来るよう息子さんに連絡をお願いします」。
(巧みに個人情報を収集している。時間をおかずに次々電話してくるので、母親は他人に相談したり、じっくり考えることができない)。
<転>(すぐに息子から電話)。「駅から電話あった? じゃ、いまから取りに行くよ」
(息子のピンチを回避できたことでほっとしている母親・・・)。
(10分後、再び息子から電話)。「カバンの中に入れていた200万円の小切手が抜き取られていた! カバンを忘れたことに気付いたとき、すぐ自分の口座にストップをかけたので引き下ろせない」。(母親は息子の窮状を聞いてつい、)「200万円なら引き出せるよ」。
(5分後、息子からまた電話)。「取引先に小切手でなく、現金でもいいかを確認するからちょっと待って」。
(一安心と思っていたら再び重大な局面に。母親は強い不安にかられています)。
<結>(10分後、また息子から電話)。「現金でいいそうだけど、急に会議が入って抜け出せなくなった。そちらまで後輩に取りに行かせる。小切手を無くしたことは内緒にしたい。書類を忘れたということにしておくのでよろしく」。やがて後輩を名乗る男がやってきて、母親が準備した現金200万円を持ち去る。
(母親に秘密を与え、孤独にしている)。

このほか、最近は「代引き詐欺」が横行しています。だれも注文していない商品を届け、代金引換と称して5000円くらい支払わせる手口。「夫が注文したのかもしれない」と思って、たいていの主婦が払ってしまうそうです。

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