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03/19/2013

投資信託の損得はわかりにくい

投資信託を買っている人は少なくないかもしれません。ところが自分の買った投信が利益を上げているかどうか、わからない人が多い、という記事が3/16付日経新聞に掲載されています。どうしてこんなことになったかと言うと、分配金を毎月払う投信が主流となり、基準価格だけでは損得が分からなくなってきたため。「毎月分配金の通知が来るので、利益が出ていると思っていたら、基準価格をどんどん削って分配していたのが実情だった」ということも少なくありません。
投信は分配金を払うと、その分だけ基準価格は下がります。毎月分配型では、分配金の支払いが膨らむ分、基準価格への影響が大きくなりやすいのです。
正しい損益を把握するには、トータルリターン(総収益)というとらえ方をします。
基準価格1万円で投信を購入し、3年間の保有で分配金を毎月50円(3年間で1,800円)受け取った一方、基準価格が1,000円下がった場合、分配金の累計受取額が値下がり分をカバーし、税引き前利益800円となります。
金融庁は、証券会社や銀行などがトータルリターンを各顧客に通知する制度の導入を昨年暮に決めました。開始は来年後半になるそうです。

なお、最近の投信では、年間の分配金を基準価格で割って計算する分配金利回りが注目されますが、損益の把握には受け取った分配金と基準価格の変動の両方をみた方がいい、と記事は書いています。

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