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03/16/2013

住吉あらかると(その5)/歌舞伎へのいざない

第3部は「歌舞伎舞踊/連獅子」です。

合狂言「宗論(しゅうろん)」に続いて、紅白の獅子の狂いまでたっぷり楽しみました。
舞台は天竺の清涼山。山の中には伝説の橋があります。「石橋(しゃっきょう)」と呼ばれる石の橋です。山の中で、岩が長い年月で削られて細い橋の形になっています。下は千尋(せんじん)の谷です。橋の形をしてはいますが、渡る事はほぼ不可能。橋の向こうは、文殊菩薩の住む世界とされています。
ここに、石橋の向うの文殊菩薩の世界を拝みたくて二人の僧がやってきます。仲良く道連れで来たのですが、宗派の違いからけんかになります。お互い太鼓と鐘を叩いて自分の宗派が優れていると主張します。法華宗と浄土宗の宗教論争が、まことにユーモラス。初心者の私にも楽しめました。狂言は中学の国語でも習いましたが、実際の舞台を観たのは初めて。
やがて不気味な風が吹き、獅子が出るかもしれないと思ったふたりは、逃げていきます。
続いて親子の獅子が現れ、激しく舞い、「獅子の座」に上がっておさまります。この2体の獅子は華麗な衣装に身を包んで舞台狭しと動き回ります。まことにダイナミックかつ豪華な演目です。
最後に、区長から「住吉区は、文化・歴史・観光に力を入れていきます。歌舞伎も応援します」との挨拶がありました。(完)

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