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04/12/2013

きく・みる・ふれる 大阪の文楽 (その3)

国立文楽劇場(大阪市)で開催された「きく・みる・ふれる 大阪の文楽」に参加した報告の続きです。文楽は太夫、三味線、人形から成り立っています。今回は三味線の説明です。

<三味線(しゃみせん)>太夫の女房役です。義太夫三味線は弦が太く、バチは先まで厚い特殊な三味線です。3本の糸ですべてを表現します。「いい天気の雰囲気」「急に天気が悪くなり、嵐がやってくるとき」「静かに雪が降る様子」等、シーンに応じた三味線を弾き分けての演奏に座席から驚きの声。
昨年11月、朝9時から夜9時まで公演された「仮名手本忠臣蔵」の一部が実演されました。力強く急いで駆け付けるかんぺい、かわいらしい女性のおかる、3枚目でまゆの太い不細工な男でおかるが好きなばんない。同じ場面でも、男女・人格・気持ちにより全然三味線の音が違います。

女性を思う男の気持ちをどう弾き分けるか、面白い演奏の比較もありました。
「いまごろ彼女は何をしているのだろうか。メールを出してみよう」(さびしい)
「メールの返事が来ない。何してんの?」(悲しい)
「返事も寄越さないで、いったい何をしているんだ!」(怒っている)
「やっと返事がきた。うれしい!」(よろこび)
これらが見事に三味線の響きで表現されるのですから、すごい・・・

写真は国立文楽劇場に飾ってある「くいだおれ太郎の文楽人形」

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