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04/14/2013

重松清さんと宮部みゆきさんの共通点

この1年余り、宮部みゆきさんの本ばかり50冊ほど読んでいたら、図書館の棚に未読があまりなくなってきました。今回は毎回涙を流しつつ観ていたテレビドラマ「とんび」の作者・重松清さんの「日曜日の夕刊」を借りてきました。
短編12編を収めた新潮文庫(H14)です。もともとは毎日新聞社からH11年の単行本として刊行されています。

日曜日に夕刊はありませんから、ありえない話を集めたというしゃれかと思っていましたが、巻末のあとがきに名前の由来が書いてありました。
<連載する雑誌は「サンデー毎日」、サンデー=日曜日、つかの間の日曜日気分で読んでもらいたい。・・・ホンモノの日曜日にはありえないものを使ってみようという気になった。そっちのほうがおとぎ話にふさわしい>
さらに文芸評論家の書いた解説に、
<重松清の小説では、もっとも効果的と思われる視点がさりげなく採用され、実に巧妙に作られている。構成のうまさということでは、宮部みゆきと並んで双璧といっていい。重松清のうまさにはいつも感服するのである>
おー、「宮部みゆきさんと並んで」!
 
ところで重松清さんの小説には、あきらかに広島県東部と思われる方言がひんぱんに出てきます。私は中学校:三原市、高校:広島市でしたので、ここに出てくる広島弁は三原市あたりのなつかしい方言だと思いながら読みました。そういえば「とんび」も、原作では広島県備後市(架空の町ですが、備後は広島県東部)が舞台ですね。

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