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05/15/2013

幽霊と妖怪画の世界 (その4)

幽霊画の創始者は丸山応挙と言われていますが、それ以前にもあったそうです。足のない幽霊は応挙が考えたというのも間違い。ただし幽霊のみを描き、一切の物語性を無くした作品は応挙が最初だそうです。
こんな話も聞きました。
・昔の絵はすべて注文生産による肉筆画。
・昔の日本の絵は、個性で画くのでなく、すべて絵手本を見てそのとおりに画いていた。
・九相図(くそうず)は、生きているうちは美人でも、やがて死に死体が腐って骸骨になるさまを描いたもので、仏教絵画。肉体に執着しても無駄という修行のための絵。
・幽霊がやがて歌舞伎になり、それが浮世絵の役者絵となった。浮世絵のお岩さんは男っぽい。もともとお国歌舞伎は女性が演じたが、風*俗を乱すとして禁止され、男歌舞伎になったため。なるほど、歌舞伎の浮世絵に描かれている幽霊は、もはや幽霊というより役者絵。立派な男優の顔です。

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