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06/26/2013

ニセ科学にだまされるな  その7

科学的に証明されていないのに、なぜ多くの人がマイナスイオンの効果を信じてしまったのか、菊地先生の解説は次のようなものでした。
「イオンという言葉の科学っぽい雰囲気」、「二分法のわかりやすさ (プラスは悪でマイナスは良い、白黒はっきりして科学っぽい、考えなくていい、テレビ向き)」、「イオンの数が多いほど良いという簡単さ」
いまでもナノイー、プラズマクラスター等の名称で、ウィルス対策、アレルギー対策に効果があるとして売られています。しかし、説明書に書いてある実験データは小さい箱の中だけの測定ですし、家の中での実使用条件とは異なります。ウィルスに6時間もイオンを照射したときに効果があったというデータはまったくナンセンス。また、ドライヤーで1万回以上ブラッシングしたとき効果があったという結果は、実生活とは無縁の意味のない前提です。無理やり効果があるかのようにみせています。マイナスイオンより、有害なオゾンの方がはるかに大量に発生しているにも関わらず、比較しにくいよう一方は個数、他方はppmで表示しています。
パンフレットに書いてある測定データは、実験条件に意味があるかどうか、よく見極める必要がありそうです。
(次回はゲルマニウム)

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