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06/06/2013

ボストン美術館 日本美術の至宝

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東洋美術の殿堂と称されるボストン美術館の秘宝70点を公開する見逃せないイベントです。フェノロサ、ビゲロー、岡倉天心らが収集した仏像、仏画、絵巻、中世水墨画、近世絵画がずらり。修復を終え、世界初公開となる曽我蕭白の「雲竜図」、長谷川等伯、尾形光琳、伊藤若冲など日本美術の至宝を鑑賞しようと、ウイークディにもかかわらず大勢の人が訪れていました。(2013.4.2~6/16、大阪市立美術館(天王寺公園内)
圧巻は、「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」の全巻・全場面公開。「吉備・・・」は、全長25メートルをガラスケース内に現物、壁に写真版、さらに重要場面を拡大して見どころを文字で説明するという丁寧な展示がされていました。みんなじっくり見ますので、見終わるまでずいぶん時間がかかりました。遣唐使の吉備真備(きびのまきび)が、唐人の難問に超能力で立ち向かうユーモラスな物語を、精緻な筆遣いで描いています。遣唐使の苦労がしのばれます。昨年の正倉院展に、真備が持ち帰って伝えたという囲碁に関する展示品が多数あったのを思い出しました。
「平治・・・」は、源平争乱の幕開けとなった平治の乱をドキュメンタリー風に描いた絵巻です。合戦絵巻の最高傑作です。
快慶の弥勒菩薩立像の穏やかな表情や平安時代の仏画「普賢延命菩薩像」も印象深いものでした。
最後の章は、近代絵画のスーパースター、曽我蕭白(しょうはく)の11点。「すさまじい迫力、自由奔放」といった表現が、これほどぴったりくる絵画も珍しいのでは・・・。

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