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06/22/2013

消えた東海地震

6/15付朝日に驚くべき記事「消えた東海地震」が掲載されています。
これまでの国の防災計画は、こんなあやふやな根拠に基づいていた???

1)東海地震がすぐにでも起きる可能性があるという予測は、政府地震本部の予測から消えた。というより01年版予測にも、発生確率は出ていなかった。

2)2年前、菅首相は「30年以内に87%の確率で東海地震は起きる」として、想定震源の真上にある中部電力浜岡原発の停止を命じたが、事実は1)のとおり。

3)東海地震がいつ起きてもおかしくないと言われ始めたのは、1976年に、当時東大助手・石橋克彦氏が指摘してから。それから37年たったが、東海地震は起きていない。(中元注:別のところでは次々起きている!)

4)過去、東海地震が起きた記録はない。(中元注:ええっ! 周期的に起きてるんじゃ?)以前の東海地震は、常に東南海と連動して動いており、東海地震の震源域で単独で起きた大地震の記録はない。(そもそも)地震計も地殻変動観測もなかった時代の震源域ははっきりしないし、東海・東南海・南海と震源地を分けたのは、同じ場所で同じ規模の地震を繰り返すという「固有地震説」を前提とした整理。現実の地震は、そんなに規則正しく発生しているわけではない。今回、地震本部は「固有地震説」を卒業し、地震の多様な姿をみることにした。

5)(中元注:この記事は次のような驚くべき文で締めくくられています)その多様な地震の中には、想定東海地震もあるかもしれないが、起きた記録が過去にないのだからあったとしても極めてまれでしょう。

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