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07/19/2013

里中満智子さん その2

2)「しくしく泣いて状況の好転を待つ女だけは描くまい」、「自分で決断するヒロインを描きたい」。編集者の反対を押し切って描き続けた里中さんの強い信念に、敬服します。ヒロインは強くて当たり前、と「覚悟と使命感」の女性を追い求めます。
「覚悟と使命感を持てば、前向きに取り組むことができる。女は強いものだ」という里中さん自身の生き方・信念は、漫画を通じて読者に伝わります。里中さんのそうしたメッセージに勇気づけら、強く生きることができた女性(だけでなく男性もそうでしょう)は多いことでしょう。マンガの持つ魅力・威力を感じます。

3)凛とした生き方を強調する堅苦しい内容だけでなく、おもわず笑ってしまうようなシーンもありました。お母さんがわざと襖越しに「満智子なんか、最初からこの世にいないものと諦めましょうね」と泣きまねをして脅した話など、ちょっと切ないけどほっとする場面でもありました。

4)里中さんは今年中にライフワークの「天上の虹」を完成させます。6/5のNHK「歴史秘話ヒストリア/伊勢神宮」を観て、天武天皇のパートナーとして新しい都の建設・律令制度・歴史書の編纂を行った天武天皇夫人、のちの持統天皇が始めたのが伊勢神宮の式年遷宮と知りました。その持統天皇の強い生き方を史実と里中さんの創造力で描いてきたのが「天上の虹」。図書館にあるかな?

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