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08/05/2013

安野光雅さんの<伊根の舟屋>

8/4付産経新聞1面の「安野光雅が描く洛中洛外 28」は「伊根の舟屋」。NHKの人から「海に出ないと絵は画けないよ」と言われたそうで、船に乗せてもらって描いた絵が掲載されています。文章の最後に「1軒でも悪くないが、それがたくさん並んで独特のしかも奇異ではない風景になっている。この<奇異ではない>ところが大切で、スカイツリーのように高さやエレベーターを問題にするようなものとは比べられない。また来たくなるような飽きのこない風景である」。
先日、柳原良平さんのトークショーで聴いたことば「役人はすぐきれいにしたがるが、はしけの消えた港はおもしろくない。絵を画く気がしない。汚いものにも美しさがある。大阪の築港は倉庫とハシケがあるだけで絵になっていた。神戸は埋め立て地が増えて魅力が薄れた。横浜の赤レンガ倉庫もぺんぺん草が生えた倉庫だからよかった。今のように赤レンガパークになってからは画いたことがない」とどこか通じる「画家魂」のようなものを感じました。

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