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08/26/2013

安藤忠雄さんの講演会 その1

10年ほど前、大阪府南河内郡美原町の木材工場団地事務棟で、安藤さんの講演を聴いたことがあります。あのときは、せいぜい30人くらいの小さな部屋でしたが、今回はNHK大阪ホールで1,400席。2階席からはるか遠くに安藤さんを見ながら、あのだみ声で迫力のあるお話を聴きました。テーマは「生き残りを賭けて」。
「日本の将来に不安、不満を感じる。自分たちのことは、自分で考えなければならないのに、お国任せでやってきた」。

中学のとき、すぐ往復ビンタをくらわすほど命をかけて教えてくれた数学教師と、一心不乱に働く大工さんを見て「おもしろい」と感動、建築の道を目指すことにした安藤さん。家庭の事情もあって大学に行かず、独学で勉強します。建築家といえば、一流大学出がやる職業と思われていましたが、安藤さんは自分なりの考えで修行します。
20歳のとき、東大寺や唐招提寺などのお寺を見てまわり、感動した安藤さん、それが建築に対する原点となります。いまでもうまくいかないとき、これらのお寺に行き、20歳のころを思い出し、もう一回、自分を見つめ直すそうです。
安藤さんは、幸田露伴の「五重塔」や吉川英治の「宮本武蔵」を愛読します。そこから心の在り方や行きることがいかに大変かを学びます。

「人は、知識を詰め込む左脳の働きだけでなく、創造力をかきたてる右脳が大切。挑戦する勇気、体力が必要。大阪を元気にするには、みんなで頑張らなければならない。きょうはそういう話をする」。

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