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11/09/2013

第65回正倉院展 その4

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恒例の古文書公開で目を引いたのが、借金の申請書。水谷哲也さんがfacebookに詳しくお書きになっています。
<「続修正正倉院古文書 第二十三巻」。中身は写経生の借銭申請書です。写経所で働く写経生が、写経所から借金をした際の「借用書」で、月の利率は十五文で、担保まで取っていました。利率15%と、けっこう高金利ですね。担保は布が中心のようでなかには衣服もありました。他には土地、建物などで、こうなると銀行と変わりませんね。
金利は途中で十八文(18%)にあがったそうで、返さないやつが多かったんですかねえ。モビットやアイフルの金利が4.5%~18%ですので、一番信用力がない金利と同じです。借りた写経生ですが、まさか自分が書いた借用証書を1300年先に見られるとは考えなかったでしょうね>。
ボランティアによる見どころ解説でも、「利息は100文あたり13~16文。布(給料)が担保でした。本当にお金がなくて借りた人もいたでしょうが、役所が金貸しで儲けていたのかもしれません」。

写真:会場図

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