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01/04/2014

蘭ちゃんって・・・蘭ちゃんってすごい!  その1

1/2 NHK BSP「皇室の宝 第2夜 日本を世界に認めさせた男たち」を観ました。
第1夜で、栗山千明さんのガイド役として登場した蘭ちゃん(蘭陵王)が、刀の鍔の彫金職人・海野勝珉(うんのしょうみん)の手による金属工芸の最高傑作だったとは・・・。しかもこの作品が世界に衝撃を与え、日本文化の奥深さを見せつけることになったとは! 竹内栖鳳(たけうちせいほう)の動物の体臭までも漂ってくるといわれる超リアルな細密日本画のうらに、彼の異常なまでの動物への愛と、二人の女(パリ万博見学で知ったモナリザの立体感に驚く、見たことのない天女を描くため西洋の絵画学校で見たヌードモデルを東本願寺内に入れて多くのデッサンを画き研究)がいたことなど、興味深い事実がつぎつぎ紹介されました。

海野勝珉の「蘭陵王置物」が、数百ものパーツを組み合せてできており、高さ33.5cm、重さ4.5kgの小さな体に金属加工のありとあらゆる技が詰め込まれていること、しかもこれらパーツの一つひとつがどうやって組み立てられているのか、制作後120年以上たった現代でも謎に包まれているという解説に驚きました。現代の名工が「これは人間業ではない」という、立体的な部分の模様の入れ方。ひだの部分に施された模様は、衣服の複雑なうねりに合わせて金属を埋め込まなければなりません。さらに模様の中に、また別の模様が幾重にも埋め込まれており、その大きさはわずか数ミリ。現代の名工の技をしても、再現不可能だそうです。金属を自由自在に操る、類まれなる技と強靭な精神力が生み出した究極の宝・・・栗山千明さんに習って、「蘭ちゃんって・・・蘭ちゃんってすごい!」

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