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02/22/2014

北村薫さんの<飲めば都>

あべのキューズモール・熊沢書店で買った北村薫さんの本の1冊(新潮文庫)。産経新聞石野伸子編集委員や鎌田さんおすすめの本が見当たらなかったので、適当に手にしたのがこれ。

「飲めば都」の主人公・小酒井都さんは女性文芸編集者。人生の大切なことは、みんな本とお酒に教わったいう、好奇心を力に突き進む愛すべき女性です。
新入社員時代の仕事上の失敗、先輩編集者たちとの微妙なおつきあい、小説と作家への深い愛情・・・
超リアルな酔っ払い体験の数々には、はらはらどきどき。酒をあまり飲まない私にとって、まるで夢としか思えない意外な話が次々出てきます。
なかでも面白かったのは、「王妃の髪飾り」。

ほのかな恋心を抱いているイラストレーターのもとに原稿を受け取りに出かけた都さん。可愛くて鮮やかなスミレと小花の刺繍入りアンティーク風デザインの下着を身に着けていざ出発。ところが、翌朝、目が覚めるとスッポンポンのあられもない姿。しかもあの下着がどこにも見つかりません。いったいどの時点で脱いで、どこに消えたのか? イラストレーターに自宅まで送ってもらったところまではうっすら覚えています。あわてて彼に電話すると、何やら彼に渡したものがあるらしい。まさか、それが・・・。

とまあ、こんな話題が次から次へと登場します。愛すべき女性ですねえ、都さん!

酒好き女性の生態は、みんなこんなものなのでしょうか?(と言ったら怒りそうな人が、何人も目に浮かびます)

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