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03/08/2014

ザ・プロファイラー 挑んではいけない夢はない~マロリー・エベレストに賭けた男

03/05 NHK BSP番組。

今回のプロファイルは「マロリー・ルート」、「戦場から妻にあてた手紙」、「未踏峰エベレスト」。それぞれにマロリーの人生の軌跡、冒険への想いの変遷がわかる資料でした。自分のやりたい冒険から、周りの期待に応える冒険への変遷、特に戦場で死と隣り合わせ、部下の死を体験したマロリーの死に対する敏感さ、山では絶対に仲間を死なせないといった境地に至る過程がよくわかりました。エベレスト頂上を目前に消息を絶った彼の偉業がしのばれる番組でした。

「どうして山に登るのか」という質問に、「Because it’s there」(そこに山があるから)と答えた話はあまりにも有名ですが、このNYタイムズのインタビューは、マロリーが2回のエベレスト登頂に失敗し、失意の中で3度目に挑戦しようという時期だったのですね。愛する家族を残して危険な冒険に出ていいものか、彼の葛藤はすさまじかったでしょう。結局、「今回、登頂してしまえば、この3,4年自分を苦しめてきた葛藤から解放される」と参加を決意するのですが・・・そして帰らぬ人となった・・・。

現代の世界的登山家・野口健さんがマロリーのエベレスト登山について、当時と現在の違いを詳細に解説していたのが印象的です。地図もない、天気予報もない、モンスーンの知識もない、防寒装備もない、酸素ボンベは重い・・・あの時代にあそこまで登れたのは奇跡だったようです。
「人は征服し、達成し、頂点に立たなければならない」、「人間に挑んではいけない夢はない」、「そこに山があるから」・・・マロリーの人生を振り返りながら、彼の言葉を嚙みしめると、また新たな側面が見えてきますね。

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