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04/30/2014

カヴァレリア・ルスチカーナ間奏曲の仕掛け

NHK「らららクラシック」がマスカーニの「カヴァレリア・・・」を取り上げていることを知り、放送途中から観ました。百田尚樹さんがこの曲を聴きながら、涙をながしつつ「永遠のゼロ」を執筆したのは有名な話です。ほんとうに清らかで、美しいメロディです。
ところで意外なことに、このオペラは恋愛を巡る悲劇だそうす。天国のように美しいメロディの間奏曲を聴いて、完全に心が解放されたところに悲劇の結末が訪れます。かなり激しいそのギャップに、聴衆はすっかり心をつかまれてしまいます。具体的には、女性を巡って二人の男がいがみあい、シチリアの風習に従って、男が相手の耳にかみつき、決闘を申し込むシーンへとつながるそうです。

さて、ここで曲自体にも、聴衆の心をつかむマスカーニのすごい仕掛けが・・・それがユニゾン(複数のパートが同じ旋律を奏でること)。曲全体の6割近く(29小節)を4つの弦楽器(第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロ)が同じ旋律で演奏します。
番組の中で、「和音でハモった場合」と「ユニゾンの場合」で比較する実験をしていました。素人が聴いても、圧倒的にユニゾンの勝ち。「メロディーの伝えようとしているものが、ストレートに入ってくる」「ユニゾンでここまで来られたら、耳から離れない。メッセージ性、力強さが聴衆に伝わり、後世に残っている」・・・

分かりやすい解説でした。

http://terusakura.air-nifty.com/tetsus_top/2013/12/post-287c.html

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