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05/03/2014

古代中国よみがえる伝説 司馬遷「史記」誕生秘話 その2

漢の皇帝・武帝を批判したため牢獄に3年も入れられ、屈辱の仕打ちを受ける中、膨大な国中の旧聞、史料を整理し、人物中心の歴史書「史記」130巻を完成させたエネルギーの源泉は? 武帝に無視され、無念の最後を遂げた父親の「歴史を書き残せ」という遺言の影響もあったでしょうが、司馬遷の「勝者も敗者もわけへだてなく、ありのままに書く」姿勢は、後世の人に正しい歴史を伝えることになります。
吉川晃司さんが「皇帝がいかに偉大な権力をもっていようとも、民の口を完全に封じることはできない。為政者は現世で民を支配しても、あの世では逆転する。司馬遷は、正しい歴史を書き残すことによって、時空を超えた戦場に立ち、彼が勝ったのだ」とコメントしていました。なるほどと思わせる意見です。
「史記」は平安時代には日本に伝わり、紫式部が暗唱し、徳川家康が愛読したそうです。後世の人を魅了する内容だったということでしょう。

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