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05/28/2014

エネルギーの奔流 第2回/欲望の代償 破局は避けられるか  その3

NHKスペシャル

4)再生可能エネルギー推進に、「グリーン・パラドックス」が表面化。ドイツは原発を全廃して再生可能エネルギーを80%にしようとしているが、大きな矛盾を生んでいる。電気料金がこの10年で2倍になり、経営が成り立たなくなった工場は、すでに国外移転済3%、移転計画中14% 。移転先の隣国・チェコは、品質の悪い褐炭を使う火力発電がメイン、電気代は半分と安いが、二酸化炭素を大量に排出する。しかも2040年には原発比率を50%に増やす計画。ドイツだけ原発ゼロになっても、チェコは原発を増やし、ドイツ・フランス国境には 川を挟んで フランスの原発が稼働中。ドイツが国境を接する国にはすでに77基の原発があり、ドイツ企業が進出する隣国はさらに増やそうとしている。一国で 環境対策をすれば 成果が上がると考えるのは楽観的。

←ドイツの原発全廃計画とはいったい何なのか? 電気代が2倍になり、産業が隣国に逃げる。隣国の原発はどんどん増える。さらに原発で作った電気を輸入している。まさに「グリーンパラドックス」です。「自分の国さえよければいい」という一国平和主義は、グローバル化時代になった現在、もはや無意味です。

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