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06/14/2014

夏は来ぬ の歌詞について その2(1番)

まず題名の「夏は来ぬ」は、「来」(き)はカ行変格活用動詞「来」(く)の連用形、「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」の終止形で、全体では「夏が来ない」ではなく、「夏が来た」という意味。

さて、1番の歌詞は次の通りです。
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

1)「卯の花」は「うつぎの花」ともいわれ、白や薄いピンクの初夏の花。最近珍しくなりましたが、大阪の住吉大社には全国の「卯の花」をほぼ網羅した珍しい「卯の花苑」があります。
 http://youtu.be/cEhrJaXbsiE

2)「卯の花の匂う垣根に」→「卯の花」って匂うの? 「匂う」の古い用法に「鮮やかに映えている」という意味がある、と解釈する本もありますが、住吉大社には、いい匂いのする「卯の花」=「においうつぎ」もあります。ほんとうに匂う、と考えることもできるのでは? 
3)「はやもきなきて」、これは漢字をみないとチンプンカンプンです。「早くもやって来て、鳴いている」
4)「忍音」は、まだ鳴き声に自信のない若いホトトギスが小さな声で鳴くことです。

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