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06/19/2014

足元涼やか おしゃれ履物 ~大分日田下駄~

06/17 NHK BSP「イッピン」

下駄と言えば、板に2枚の歯がついた着物や浴衣を着るときに履くものと思っていましたが、いまの主流は、刃のない「右近」と呼ばれるサンダルのようなものだそうですね。階段や段差に引っ掛かることなく歩きやすいと人気。あれが下駄の一種だとは知りませんでした。和服だけでなく、スカートやカジュアルなジーンズにも下駄、と聞いてびっくり。昔からの下駄のイメージが様変わりです。
日田杉を用いた日田下駄、伝統産業のひとつでしょうが、生き残りのため時代の変化に合わせた新商品を次々開発しているのですね。杉の板を表面に貼った室内用下駄。この板は、厚さ0.3mmにスライスした薄い板を、木目を交互にして5枚重ねした合板、強度アップを図っているそうです。ダンス用の下駄、ネイルアートで足元を華やかに装飾した下駄、高さ9cmのヒールをもつハイヒール下駄等、女性の心をとらえて離さない新商品ですね。
若手職人を中心にした取り組みに感心しました。
建材に向かない日田杉の根元の部分を使って、ガスバーナーで焦がし、金属ブラシで研磨して年輪の凹凸を作り、その隙間によりべたついた感じが少なく、さらっとした履き心地を生む・・・杉の性質をうまく使っていますね。しかも内側の繊維密度は高密度で燃えにくく、外側は低密度で燃えやすいため、位置により焦がす時間を調整しているとか。
「靴は脱いだらほっとするが、下駄ははくとほっとする」、なるほど下駄の素晴らしさを見事に表現した言葉です。

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