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07/31/2014

住吉大社の住吉祭り 夏越祓神事

7/31に行われた夏越祓神事を3分間の動画にまとめました。

3分間で早わかり! 住吉祭り 夏越祓神事2014 07 31

http://youtu.be/Joho5Uu2H64

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住吉祭 夏越祓神事

大阪の夏祭りは、愛染祭に始まり、住吉祭りで終わります。住吉祭りは大阪中をお祓いする「清め」の意義があります。
住吉祭りの神事は、すでに7月21日(海の日)に神輿洗神事(早朝、大阪湾沖合でくみ上げた海水で神輿を清める)が行われ、昨夜、宵宮祭り、今日が例大祭、夏越祓神事でした。私も神輿洗神事に引き続き、夏越祓神事に出かけました。
35.5度の暑さで、汗びっしょりになりました。
住吉さんの茅の輪くぐりは、大江神社とも生玉神社とも違いました。
くぐる前に、神主さんのお祓いを受け、茅の輪を作る茅(ちがや)を一本取り、左、右、左に祓ってくぐります。HPには「3度輪をくぐる」と書いてありますが、大勢の人が並んでいますのでそんな暇はありません。簡略法なのでしょう。そのとき言う言葉は、「住吉の夏越 (なごし) の祓する人は千年 (ちとせ) のよはひのぶといふなり」という和歌を口ずさみます。だれも口ずさんでいるようにはみえませんでしたが・・・
その後、第一本宮で祭典が行われ、神楽や住吉踊りが奉納されました。
明日は、住吉大社から神輿行列が大和川(川の中を練り歩きます)を経て、堺の宿院まで神輿渡御が行われます。

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なぜ色あせた昔の写真の色がよみがえるのか?(古い写真の退色が鮮やかに復活)

もうひとつ、処理前後の写真を比較して示します。ほとんど消えて見えなくなりかけた写真ですが、色がかなり戻っています。

「なぜ色あせた昔の写真の色がよみがえるのか?」、最大の関心は、この点です。説明書によれば・・・
画像データは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3原色で構成されています。3色が均等に混ざり合うとグレー(無彩色)になる、均等に混ざり合ったグレーの部分を基準に色合いを調整します。
補正する写真から本来グレーであった部分を自動検出し、独自の色変換係数を用いて3原色の配分を本来あるべき色に変えます。さらに写真全体を実際の色とのギャップを埋めるようにきれいな色合いに調整して完成です。
開発者は、小西六写真工業(現 コニカミノルタ)で40年間にわたり、色設計等を手掛けた複数の人。独特のアルゴリズムは特許出願中だそうです。

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こんな写真も変身しました(写真の退色を鮮やかにもとどおりに)

処理前→後 です。

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古い写真をよみがえらせる、やってみた

数日前に紹介したソフトを使ってみたら、かなり退色したプリントも結構復活しますね。(写真は処理前→後)
ネットを見ると、専門家に色あせた写真の復活を依頼すれば、基本料金だけで1枚2,000円とか・・・。それほど精度が必要というわけではありませんので、このソフトを使って、娘の子供のころの写真数千枚(嫁に行くとき、あらためて編集し、プリントしたアルバム&USBメモリーにして持たせたもの、かなり色が褪せた写真もあります)をよみがえらせてみようかな。
あわせてそれをスライドショーにすれば、手軽にみられるし。

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有栖川有栖さんの<幻坂/逢坂>

逢坂(おうさか)は、一心寺の前の大きな道、合法が辻から四天王寺西門(さいもん)に至る国道25号線です。元は勾配がきつく、参詣者に不便だったため、尼僧が道を整備したと伝えられています。現在は、道路沿いの石標の面影のみ。
有栖川さんは、逢坂を舞台にしてどんな短編を書いたでしょうか。

主人公は劇団員、俊徳丸の演劇の稽古中です。四天王寺の舞台で雅楽を舞う場面が様になっていないと、座長から面罵されるところから始まります。
俊徳丸のあらすじ、四天王寺に今も伝わる聖霊会(しょうりょうえ、これは今年観に行きました!)・・・いろいろ勉強になる内容です。
主人公は、役作りのため、近鉄大阪線の俊徳道駅から四天王寺まで歩いたりして完成度の高い演技を目指します。そして公演の日がやってきました。
他の作品と同様、幽霊の面影がチラリチラリと見え隠れする上品な小説です。

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07/30/2014

家康はあせっていた。秀忠では豊臣に負ける/秀頼の実像 その5

大阪城天守閣館長・北川央氏の講演の続きです。

オランダ東インド商会の記録に、「大坂城の秀頼は(本来)、日本の正統の皇帝であり、人民および有力なる諸侯の要望もあり、現皇帝家康の死後、位につくかもしれない」「大坂は日本のもっとも美にして大なる商業市の一であり、非常に堅固な城がある。秀頼は18歳で事情があり帝位につけなかったが、収入が多く、蓄財も甚だ多い。彼に心服する諸侯、平民も多く、いずれ帝位につくべき」と書いています。

イエズス会も「家康は老齢に達しているため、キリシタン迫害は長くは続かない。家康が死ねば、相続者・秀忠も滅びる。秀忠は諸侯から嫌われているので政権を得られないだろう。そのとき支配者になる豊臣秀頼は、キリスト教に対して好感を示すであろう」と書いています。

「家康はあせっていたのではないか」というのが、北川氏の見方です。自分が死んだあと、秀忠では豊臣に再び政権を奪われる。そこで、方広寺の鐘に刻まれた銘文にケチをつけて強引に豊臣を滅ぼす作戦に出た、というわけです。(完)

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07/29/2014

古い写真の色が蘇る

こんなソフトがあるんですね。へーえ。
昔のカラー写真(特に安いプリント屋のもの)は軒並み退色してくすんでいますが、これを使うと鮮やかな色に再現するのかな。
試してみたいような・・・

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有栖川有栖さんの<幻坂/天神坂>

なかなか面白い天王寺7坂にふさわしい短編が続きます。今回は第6話「天神坂」です。

真田幸村終焉の地・安居天満宮の境内を北側へ抜けて石段を下ると石畳を敷いた坂道、天神坂になります。坂を上りつめたあたりに現れた男女が、一軒の割烹に入ります。男は心霊現象が専門の私立探偵、女はすでにこの世にいない●●。次々出てくる絶品料理、いまはなき有名料理店の話題もいろいろ。大阪星光学院あたりにあったウカムセ(浮瀬)も出てきます。芭蕉が南御堂あたりの宿で亡くなる数日前、門人たちと句会を催した有名な料亭です。その他、幸村や家康、さらに菅原道真の話題も。
<道真も幸村も無念を抱きながらこの世を去りました。この地は、両人に所縁がありますが、毒々しい憎悪の気配など微塵も感じられず、それどころか重苦しい何かが浄化されたかのように空気が清冽です。恨みの坂ではない>
探偵の御馳走と会話により、女は辛い現世への未練を断ち切ることができます。

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作家・百田尚樹さんの講演会」

大阪市営地下鉄100周年、大阪市営交通110周年記念シンポジウムが 行われます。
日時 8月24日(日)14~17時
場所 大阪市中央公会堂
基調講演 「私の愛する大阪」百田尚樹氏
パネルディスカッション 落語家 桂米団治氏、関西大学教授 白石真澄氏 他
募集人員 700名(無料)

http://osaka-subway110.jp/

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うなぎ

きょうは土用丑の日。先日、娘が送ってきた<シラスを河口で獲り、自分の池で数年間養殖した「香川のうなぎ(冷凍蒲焼)」>を使ったうな丼を食べました。
さっぱりしておいしかった・・・

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里中満智子さんの<天上の虹>16巻

694年、ついに讃良(さらら、持統天皇)は亡き夫大海人(おおあま、天武天皇)との夢であり、共同事業であった藤原京遷都を実現します。
15巻までは藤原京について、1996年5月までの学説にもとづいて描かれ、畝傍山・耳成山・香久山の大和三山に囲まれた東西2.1km、南北3.2kmとされていました。ところが95年12月から96年春にかけての発掘調査の結果、従来の説の約4倍の東西5.3km、南北4.3kmの広さをもっていたことが判明しました。後の平城京や平安京よりも広い都市です。16巻以降は、新説をもとに描かれています。

さらなる残された共同事業(律令制の整備・歴史書編纂)を成し遂げるため、天皇としての信念を持ち、新たな第一歩を進みはじゅめる讃良・・・


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里中満智子さんの<天上の虹>15巻

讃良(さらら、持統天皇)が次期天皇と望むカルはまだ幼い。カルのため、年上で気丈な妃皇女(きのひめみこ)との婚約を取り決め、草壁をしのぶ狩りを催します。まだ幼く自覚の芽生えぬカルですが、次期天皇としての地位をゆるぎないものにするため、讃良は全力を尽くします。
一方、新都建設は不満の声ばかりで難航します。

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07/28/2014

NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層

07/27 NHK GTV

いままで報じられてきた情報から小保方氏の科学者としての資質にかなり問題のあることは間違いないでしょう。今回の番組は、彼女の研究不正を前提として、不正の深層を探ろうという内容です。2,000件以上の理研内部資料を入手して専門家と検証したり、ハーバード大学、ネイチャー編集部等、世界中の関係者にも取材していました。
「これまでSTAP細胞再現に成功した人はいない」、「残されていた細胞の解析結果から、実験に使われたはずのマウスとは異なる遺伝子アクロシンGFPが検出された」、「ES細胞ではないかとの疑いがある」、次々出てくる疑惑・・・。若山氏は、かつてアクロシンGFPを組み込んだES細胞のマウスをつくり保管していたそうです。さらに若山研の留学生が作ったES細胞が、なぜか小保方氏の冷凍庫から見つかりました。
意図的か過失かはともかく、小保方氏がES細胞を使って実験したためキメラマウスができ、それをSTAP細胞と思ってしまった、というのが真相のようですね。

強引な取材が問題化するなど、初めから「STAP=不正」という強い思い込みが記者にあったことを伺わせる構成です。「論文の図やグラフの7割以上に、虚偽や不自然な点がある」と指摘するからには、具体的にそれらの内容を紹介すべき。「すごい単純なエラーがいっぱいある」「こういうのはありえない」「うっかりしたミスではない」・・・そんな論文がどうしてネイチャーで拒否されなかったのですか? 黒丸と白丸のプロット位置(時間軸)がずれているのはおかしいと言っていましたが、同じ日に測定できず、正直に測定日どおりプロットしただけかもしれません。キメラマウスのTCR再構成が、文章表現だけでデータがないのは不正の証拠であるかのような表現でしたが、多くの証明データのひとつと考えてあえて取り上げなかったのかも知れません。そのデータがなければ研究として成り立たないなら、ネイチャーが掲載を認めるわけもないでしょう。
結局、理研の政治的なPRに乗っかって、マスコミが騒ぎ過ぎたということ。マスコミも大いに反省すべし。

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将軍は絶対的存在ではなかった/秀頼の実像 その4

大阪城天守閣館長・北川央氏の講演の続きです。
江戸時代の徳川幕府による全国支配をもとに、将軍は絶対的存在とイメージしがちですが、将軍になったからといって、そのままこの国の支配者を意味するわけではなかったそうです。事実、実現はしませんでしたが、朝廷はいったん、豊臣秀頼を関白に、家康あるいは秀忠を将軍にすることを内定していました。
家康は将軍就任を足掛かりに、豊臣家からの政権奪取を緩やかに推し進めました。しかし、秀吉の作った体制(武家の家格制等)は健在で、徳川幕府による全国支配を貫徹させるためには、豊臣家を滅ぼし、豊臣体制を破壊しなければなりませんでした。秀頼が一大名でなかったから大坂の陣は起きました。

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嘉納伝助さま、お見事

と有働由美子さんが言っていました。けさのNHK「あさイチ」冒頭のやりとり。「ああいう方と結婚したい」とも。さすが石炭王、「一度は惚れて嫁にした女、末代まで蓮子に手を出すことは許さない」と部下の荒くれ男たちを一喝しました。
きょうからまた柳沢さんがレギュラー出演されるようですね。解説委員長の方はどうなったのかな?

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平成の寅さん

読売テレビ系木曜日深夜のドラマ「獣医さん、事件ですよ」、1話完結のホームドラマで、毎回違うマドンナが出てきます。このマドンナに毎回惚れて、フラレる獣医を演ずるのが、陣内孝則。情に熱くて惚れっぽいところは、まるで平成の寅さんです。こういう安心して見られるドラマもいいですね。

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07/27/2014

秀頼が一大名に転落したという通説は間違い/秀頼の実像 その3

大阪城天守閣館長・北川央氏の講演の続きです。

家康が征夷代将軍になって、豊臣秀頼は摂津・河内・和泉3か国60数万石の一大名に転落したといわれています。事実は違うようです。あいかわらず京の公家は秀頼のもとに年賀の礼に下向し、諸大名は贈り物を続けます。秀頼は日本全国の寺社の社殿復興事業を進め、当地の大名を奉行に任命しています。次々紹介される史料の原文がおもしろかったですね。
これらから関ケ原以降の秀頼を60数万石の一大名とみなす、従来の通説は誤りだというのが、北川氏の主張です。

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秀吉の考えた豊臣長期政権構想/秀頼の実像 その2

大阪城天守閣館長・北川央氏の講演の続きです。

なぜ秀吉は、自分の死後、秀頼を伏見でなく、大坂城に移すことにしたのか? 京都では反乱軍に攻められたとき十分に守ることができない。そこで大坂城を難攻不落の城にしたうえで、秀頼を大坂に引越しさせることにします。
秀吉は自分の死後、豊臣政権を万全にするため、徳川家康を政権担当者として伏見城で政務を執り、前田利家を大坂城で秀頼の後見役とする遺言を作りました。ただし、家康も利家も老齢のため、それぞれの子供がその地位を継承することに。家康の謀反を警戒した秀吉は、伏見城(家康)下に豊臣に近い西国大名、大坂城(秀頼)下に家康に近い東国大名を住まわせ、互いに監視・けん制させます。
ところが、秀吉が亡くなって間もなく、利家が病身となり、やがて死亡。秀吉の遺言どおり地位と役割を継承した前田利長は、家康によって金沢に引っ込まされ、すかさず家康が伏見城から大坂城西の丸に入ります。それまで西の丸にいた北政所お祢は京都新城へ。
家康の大坂入城に伴い、伏見城下にいた大名たちも移り住み、豊臣政権は大坂城に一元化されます。しかし、関ケ原合戦に勝利した家康は、戦後処理が終わると伏見城に戻って政権運営を担当します。

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07/26/2014

豊臣家の本拠が大坂というのは誤解/秀頼の実像 その1

今日は大阪城天守閣館長・北川央氏の講演「大坂城主 豊臣秀頼の実像」を聴きました。北川氏はいつも膨大な史料を提示しながら、最新の研究成果を分かりやすく解説されます。
きょうも、意外な話題が次々。まず、大坂城と豊臣家の関係です。〈天下統一の拠点として秀吉が大坂城を築き、大坂城で豊臣秀頼と母・淀殿が自害し、豊臣家が滅亡したため、豊臣家の本拠は一貫して大坂にあったかのような〉印象 を持つ人が多いのですが、これはまったくの誤解、という歴史的事実が紹介されました。
まず、秀吉が亡くなったのは、大坂城でなく伏見城です。大坂城を造ったのも秀吉でなく織田信長、本能寺の変のあと池田恒興が城主となり、1年後の天正13年、秀吉が大坂城に入城します。秀吉は本格的な築城工事を開始し、天正13年に天守閣が竣工します。秀吉は大坂遷都を画策しますが失敗、逆に秀吉自身が関白となり、京都に聚楽第(じゅらくてい)という城を築城し、天正15年、正室北政所、母大政所とともに聚楽第に引越す羽目になります。大坂にいたのはほんのわずか。
天正20年3月朝鮮出兵のため、秀吉=肥前名護屋城、聚楽第=秀次、大坂城=北政所に3分化。8月、秀吉が伏見城築城開始。文ろく2年、大坂城に秀頼誕生、秀吉は大坂でなく伏見に引越し。翌年、秀頼も伏見へ。
秀吉・秀頼=伏見、秀次=聚楽第 となったわけですが、その後、関白・秀次が追放され切腹。聚楽第廃止、地震により伏見城全壊。再興した 伏見城に秀吉が再び引越し。同年、秀吉、秀頼は京都屋敷へ。
秀吉は大坂城で新たな築城工事を開始し、「秀頼は大坂へ」との遺言を残して慶長3年、伏見城で亡くなります。
この流れをみると、秀吉は大坂より京都で過ごした方がはるかに長かった・・・

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きのうは久しぶりの知研関西セミナー

小野元裕さんの「ウクライナ問題を考える」、いま話題のテーマでしたので、今年初めて参加しました。
<ウクライナとは、ウクライナ問題の俯瞰、ウクライナ問題解決の難しさ、ウクライナの歴史から考える、ウクライナのこれから>等、現地にも住んでいたウクライナ研究家の小野さん(ドニエプル出版社主、東大阪新聞社代表取締役主幹、日本ウクライナ文化交流協会会長、大手前大学非常勤講師)ならではの、マスコミに出てこない裏情報を交えた興味ある講演でした。
日本のように平和ぼけした国に住んでいると考えられない残虐、悲惨な目にあっている民族は、ウクライナだけではないんでしょうね。
ワールドニュースウオッチャーを自認する女性や、産経新聞紙面でよく著名記事を執筆されている有名な女性記者(「新聞社がラーメン開発?」と話題になった大阪ラーメンもこの人)も参加されていました。

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07/25/2014

天王寺7坂/清水坂(動画)

天王寺7坂シリーズも北から、「真言坂・源聖寺坂」「口縄坂」「愛染坂」「清水坂」ときましたので、のこり2坂(天神坂、逢坂)となりました。
なお、この清水坂の映像は、清水寺の映像と一部ダブります。

3分間で早わかり! 大阪・天王寺7坂(清水坂)

http://youtu.be/26hCvIjdMOw

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孫のナマエ ~鴎外パッパの命名騒動7日間

07/23 NHK BSP
最近、発見された<森鴎外が孫の命名について、娘婿とやり取りした書簡>をもとにドキュメンタリータッチで構成された面白いドラマでした。知られざる森鴎外の素顔が伝わってきました。鴎外が正倉院の宝物を管理する重職にあったこと、元号について研究していたこと、その成果が、死後、元号「昭和」に生かされたことなど、初めて知りました。
鴎外の命名案「じゃく(「木」の下に「四」「良」「寸」)」には驚きましたが、<名をつけることは、その言葉を深く知ることであり、そのことを尊敬することが、名をつけた相手への真の愛情である>という、鴎外の生き方、強い信念の現れだったのですね。中国の文字の原典にあたり、これからの将来を生きる孫に自分の想いを託す。それだけに、譲ることのできない名前だったのでしょう。
ここまでおじいちゃんに真剣に考えてもらったじゃくちゃんは、幸せです。
当時の鴎外は、激動の時代を見据えながら、歴代の天皇の死後につけられる名前・諡(おくりな)や元号という時代の名を決めることの根拠がいかに大切かを研究していたそうです。親友への手紙の中で、<中国では不吉とされる「正」の文字をよく調べもせずに「大正」に使っている>と書き、「国家の政に手抜かりがあってはならぬ、そのために国家の道徳をいかに高めていくか、が大切だ」と主張しています。
孫の名前にこだわったバックグランドには、こういう研究があったのでしょう。
軍医や小説家といった鴎外とは、少し違う晩年の鴎外を垣間見た思いです。
単に、最近発見された書簡だけでなく、与謝野晶子の双子の子供に、歌を添えて命名したエピソードを挿入するなど、楽しめるドキュメンタリー風ドラマでした。

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07/24/2014

愛染坂の隣に、百歳(ももとせ)の階段がある

愛染坂の隣に、大江神社への石の階段があります。愛染坂が女坂で、こちらは男坂。先日の有栖川有栖さんの講演で知りました。そこであらためて両方を撮影し、3分の動画にまとめました。

愛染坂の途中に、江戸時代の有名な料亭「浮瀬(うかむせ)」を解説した看板があります。芭蕉が死の半月前に句会を開いた場所でもあります。その跡に出来ているのが、大阪星光学院です。


3分間で早わかり! 大阪・天王寺7坂(愛染坂)

http://youtu.be/83Za526Blf4

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猫好きのパラダイス 口縄坂

3分間で早わかり! 大阪・天王寺7坂(口縄坂)

http://youtu.be/RIhhAeRxtZQ
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07/23/2014

天王寺7坂/口縄坂

1年中で一番熱い大暑だけあって、今日の大阪は最高気温33.6度、さすがに猫も暑いとみえ、出迎えてくれたのは4匹のみ。うち2匹とは、石段に座り込んでしばし語らいタイムを。1匹はかなりの美形?で、かわいかったですよ。
有栖川有栖さんの小説「口縄坂」の女子高生・美季のように、今晩、猫に好かれて金縛りにならなきゃいいけど。

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まめぶ汁

朝ドラ「あまちゃん」で話題になった「まめぶ汁」を食べました。
「まめぶ」は以前、東北物産展で買って冷凍していたものです。
まめぶを噛むと、中から甘いくるみの細かい粒が出てきて、ちょっと風変わりな感触です。

「まめぶ」は小麦粉、デンプン、くるみ、黒砂糖、食塩からできた丸いかたまり。もちの中に、くるみと黒砂糖が入ったようなものです。

「まめぶ汁」は、にんじん、ごぼう、とうふ、豚肉、ねぎ等を出汁で煮込み、煮え返ったらまめぶを入れて醤油で味をつけます。

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有栖川有栖さんの幻坂/口縄坂

天王寺7坂のうち、まだ歩いていない3坂のひとつ、口縄(くちなわ)坂。下から眺めて、道の起伏がくちなわ(蛇)に似ているところから名付けられたそうです。昔は道がくねくね曲がっていたからという説も。幅3メートルくらい、天王寺7坂のなかでもっとも狭い坂です。

この坂の上に、織田作之助の文学碑があります。両側にお寺が4つ。いずれも江戸時代の有名な人、松尾芭蕉や豪商の淀屋、日食やケプラーの第3法則と同様の法則を発見した麻田剛立(あさだごうりゅう)、白内障手術で神技的な手術法を開発した三井そうしゅうなどに所縁(ゆかり)があるらしい。

この坂は、猫好きにとってはパラダイス。15匹位の野良猫があちこちにたむろしていることで有名です。

ところで、有栖川さんの短編小説「口縄坂」は、織田作之助と猫を題材にしたちょっと怖いお話です。女子高生・美季が口縄坂の猫の中でも飛び切りの美猫、真っ白で天使みたいな雄猫に好きになられて、夜ごと金縛りにあいます。やがて友人・里緒を巻き込んで・・・

さあ、口縄坂に出かけて、天使みたいな白い猫に会って来よう!

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07/22/2014

栴檀の巨木を見つけた

唱歌「夏は来ぬ」の4番の歌詞は次のとおり。
「楝(おうち)散る 川辺の宿の 門(かど)遠く 水鶏(クイナ)声して 夕月涼しき 夏は来ぬ」
→youtube「3分間で早わかり! 夏は来ぬ歌詞解説」参照

https://www.youtube.com/watch?v=RnEfW53VUcQ

この「おうち」は、栴檀のことです。
先月、youtube用に栴檀の木の写真を撮影するため、中之島の「栴檀の木橋」まで行ったのですが、昨日、住吉大社の神輿洗神事を見ていたら、すぐ横の高さ10mはあろうかという巨木に「センダン 栴檀」のプレートが・・・
栴檀の木ってこんなに大きくなるんですね。
中之島に植えられていたのは、まだ幼い木でしたが、あの場所で将来あんなに大きくなったらどうするんだろ。

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プレミアムドラマ 終の棲家 前編

07/20 NHK BSP

MBAを取得してアメリカから帰国し、新聞記者になった麻倉智子(桐谷美鈴)、 現場も見ないで、行政発表の二番煎じのような「合理的に書き上げた」記事は、生活者の目線から外れており、1年たっても書く記事はいつもボツ。単純に「在宅介護はすばらしい。在宅介護こそが老人介護問題を解決する道」と考える智子は、先輩記者や介護の現場から総すかん状態。現場取材を通じて、介護の実態が次々分かってくるにつれ、智子にも在宅介護の抱える問題がわかってきます。視聴者も、 あらためて老人介護問題を考えるきっかけとなります。
老人のなかには、「周囲に迷惑をかけないよう、早く死んでしまいたい」と考える人が少なくない、そんなケースが次々紹介されます。訪問診療で、老人の本当の気持ちを理解している医者はどうすればよいのか。平林医師の謎の行動、どうやら安楽死に関わっている、そんな展開になりそうです。ドラマにはどのような結末が準備されているのでしょうか。
最近話題のコピペ、既成の資料をつなぎあわせ、頭の中で作り上げた論文や記事の危険性が、ドラマを通じて伝わってきます。 表面から眺めただけではうかがい知れない、裏に潜む複雑な事情。物事を中立の立場からみて、判断することの難しさがわかります。現場にでかけて、事実を多方面から確認することの大切さを智子も学んだことでしょう。
今後、ますます避けてとおれない「老人介護」問題、少子化が進むだけに大変なことになりそうです。そうした問題への啓もうになるドラマです。

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1週間たってもシャリシャリ感いっぱいのおいしいスイカ

10kgもある大きな(4L)スイカを宅急便で送っていただいて1週間。夫婦2人で食べていますので、まだ食べきれなくて、今朝の朝食にも添えられていました。
ふつうスイカって数日たてばふにゃとなってシャリシャリ感が消えると思うのですが、このスイカはいまだにシャリシャリ感も甘味も、最初とほとんど変わりません。不思議~
きっと特別な栽培ノウハウがあるのでしょうね。

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住吉大社神輿神事の動画をアップしました

3分間で早わかり! 住吉大社・神輿洗神事2014 07 21


http://youtu.be/1rzGVDRsKhM

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堺トラム<紫おん>に初めて乗った

時々見かけてはいましたが、きょう初めて住吉大社まで往復とも<紫おん>でした。なかなか立派なデザインの車両ですね。乗り心地もいいし。ただ座席が少ないので、ラッシュのときは大変かも。

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07/21/2014

今日は海の日、住吉さんの神輿洗神事の日

住吉大社のお祭り、住吉さんは海の神様ですから、住吉祭(7/30-8/1)の前に、金の神輿を大阪湾の海水で清めます。早朝、大阪湾の沖合で神官が汲んだ海水で「神輿洗い(みこしあらい)の神事が行われました。
初めて見に行きました。
様々な伝統行事を年中、行っている住吉大社には感心します。

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おっぱ い 触らせたくないわけ

NHKは常に新しいタイプの番組を開発し、BSPで放送して反応をみているようです。7/18の「番組バカリズム2」 もそのひとつ。とてもNHKとは思えぬ内容に、唖然としながら観たのですが、ただの悪ふざけ番組でないところがユニークです。たとえばこのコント(出演者は一人ですが)、「理詰めが正しい結論を導くのだろうか?」というテーマを取り上げた?おかしなやりとりです。理詰めのはずが、とんでもない結論に・・・。

おっぱ い 触らせてくれる? →だめ→じゃ肘なら?→OK→ああそう、肘ならよくて、おっぱ い だったらだめな理由教えてくれる?→普通だめでしょう→そういう一般論でなく、あなたが私に触らせたくない理由よ。肘がよくて、おっぱ い がだめなわけ。服の上から、3秒以内、口外しないという条件で。顔もみたくないほど嫌悪感を抱いているとか?→そういうことじゃない→じゃ、衛生面? 接触感染を心配しているとか。それだったら安心して、これ病院の証明書。あなたはおっぱ い を性的なものと捉えてるんじゃない? それは固定観念。僕はあくまでもシンプルにおっぱいを触りたいだけ、スタートでありゴール、それ以上でも以下でもない。そこに性的な意味はない。肘を触らせてくれたのは、性的な意味がないからでしょ。今回のお願いも性的な意味がない訳だから、肘と何らかわりないわけ、イコールなわけ。だからこれも心配ない→触らせるメリットがない→ちょっと考えてみよう、僕に肘を触らせることにメリットあった? ないよね、ということはあなたにとってメリットの有無は問題じゃないわけ。だからこれも問題としては成立しなくなるよね。ほかに理由は?→恥ずかしい→ それは心配しないで。僕の方がよっぽど恥ずかしいから。恥ずかしさって相対的。路上で裸になるのは自分だけだから恥ずかしいけど、銭湯はみんな裸だから恥ずかしくない。こんな話をしている僕の方がよっぽど恥ずかしく、あなたは恥ずかしくないわけ。この理由も成立しない。ほかにない? ないよね。そこなんだよ、おっぱ い を触らせたくない理由って存在しないんだよ。触らせてもいいんだよ。ちまたの常識は幻想。理由がないんだもの。おっぱ い 触らせてもいいんだよ。

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青梅の蜂蜜漬けと梅ジャムができました

仕込んで40日ほど経ちましたので、シロップを瓶に移し、梅の実はジャムにしました。

手順は「3分間で早わかり! 青梅の蜂蜜漬けと梅ジャム」
https://www.youtube.com/watch?v=JsG-yKcIilk

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07/20/2014

google からお知らせが来た

けさgoogleの画面を出すと、いきなり「最近、他のユーザーがあなたのパスワードを使ってあなたのgoogleのアカウントにログインしようとしました。パスワードを変更しますか」という表示がでました。
不正アクセスは国内のS県から。

他にgoogleからメールも来ていて、こちらは

「アクセスが不正使用のおそれがあるため、このログインをブロックしました。ログインの詳細について、以下の情報をご確認ください。
2014年7月20日 6時22分53秒 UTC
IP アドレス: xxxxxxxxx
場所: 中華人民共和国 xx省 xx市

このログインに心当たりがない場合は、他のユーザーがあなたのアカウントにアクセスしようとした可能性があります。今すぐアカウントにログインして、パスワードを再設定してください。 」

と先ほどのものとは別口のようです。

googleがこういうチェックや本人への連絡、ブロックもしているとは知りませんでした。

さっそくパスワードを変更しましたが、気持ち悪~い。

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「3分間で早わかり! 昼の海遊館

夜とは違う昼間の水族館。カワウソの俊敏な動き、イルカ、ペンギンのお食事タイム、サメとエイのなでなで・・・いまジンベイザメはいませんが、楽しい時間が過ごせます。

3分間で早わかり! 昼の海遊館2014 07

http://youtu.be/cPqCX6FYxF0

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07/19/2014

3分間で早わかり! マンボウ@海遊館

動画で珍しいマンボウの姿をどうぞ。飼育が大変難しいため、海遊館でいつも観られるわけではありません。今回は10月末までの期間限定特別展示(予定)です。

3分間で早わかり! マンボウ@海遊館

http://youtu.be/Svuyvi_yGRw

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八軒家でなく、渡辺津の記念碑があった

先日、「熊野街道の起点は、従来考えられていた八軒家でなく、渡辺津であることが分かった」という記事を書きました。
きょう、八軒家あたりを歩いたところ、八軒家から西に数百メートルのところに新しい記念碑が設置されていました。
はっきり「渡辺津から世界遺産 熊野古道へ」と書いてあります。さらに「(白河上皇や鳥羽上皇は)・・・淀川を舟で下って渡辺津(現在の天神橋のあたり)で上陸し、熊野街道を通って熊野三山へ、往復一カ月ほどかけて参詣した」。
ただ、最後に「江戸時代以降このあたりは八軒家浜と呼ばれている」と、従来の常識との整合性をとった?一文が入っています。

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4代目旭堂南陵(きょくどう なんりょう)氏の講演&講談

真田十勇士の携帯ストラップを首から吊り下げ、真田幸村の花押入りTシャツというラフないでたちで現れた講談師・旭堂南陵氏(大阪芸大客員教授、学術博士(文化芸術)です)。

前半は大阪の立川文庫の話、後半は講談の衣装に着替えての「難波戦記/徳川家康の最後」。

難波戦記は、徳川家康が豊臣方に殺され、その後の家康は影武者と言うストーリーですが、殺したのは真田幸村でなく、後藤又兵衛だったんですね。
それにしても、堺の南宗寺に家康の墓(しかも作ったのは徳川方の人が松下幸之助さんの寄付を得て)があったり、徳川2代将軍?等がわざわざ墓参りにやって来ていたり、まんざら嘘ではないかも?と思わせる話が少なからずあるところが歴史のロマンでしょうか。

来週は、南陵さんとはいつもお互い「お前の話はうそだ」と言い合っている大阪城天守閣館長北川央さん。さて、お二人の南北戦争、どうなることやら。

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美の壷/京の浴衣

07/18 NHK BSP

浴衣に対するイメージが変わりました。京都の浴衣が、着物の伝統を受け継いで、あそこまで艶やかで優美なものになっているとは・・・。今年は大阪の夏まつり、愛染祭り、生玉祭りに出かけましたが、大阪ではあんなシックな浴衣を来た人はいませんね。さすが、京都でしょうか。
地域の歴史や伝統によって、同じ浴衣でもずいぶん違うものですね。全国的には、江戸の浴衣のイメージ=さっぱりした夏の服装=が一般的だと思うのですが、京都では友禅染、西陣織の帯、足袋と組み合わせてフォーマルな装いとしても通用する「浴衣」があるというのは驚きでした。
京女のはんなりとした浴衣姿、うっとりするような画面でした。「京をはんなりまとう」、「京女に憧れて」、「ええもんは楽しんでこしらえる」・・・それぞれ京都ならではの「美意識」ですね。経済的とか効率的とかいう世俗的な世界を超越したものを感じます。
「美の壺」に取り上げられるような日本の伝統美を、ときには味わえる生き方をしてみたいものです。

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きょうは旭堂南陵氏の「難波戦記」

きょうの午後は、「平成26年度大阪連続講座 大坂の陣400年記念/乱世の大坂 よみがえる大地の記憶」第3回「難波戦記-大阪が育んだ真田幸村-」です。講師は講談師・旭堂南陵氏。
前回も300人の座席が満席でしたので、遅れないようにでかけなければ。

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今年の土用の丑の日は7月29日(火)

きょうのNHK BSP「晴れときどきファーム」は、近くの川で釣った鰻をバラエティに富んだファーム流鰻料理に調理していました。
今年の土用の丑の日は、7月29日です。
ところで、香川県に川でシラスを採り、それを自分の池で2~3年かけて自然に近い状態で育て、蒲焼にして販売している業者がいるんですね。
その名は、「源内うなぎ」、「土用の丑の日に、鰻の蒲焼を食べる風習を考案した」平賀源内は、地元香川県さぬき市出身だそうです。

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07/18/2014

続 ナマケモノ

2日前、海遊館「新体験ゾーン」でナマケモノを観たばかり。最近、どこかでナマケモノという言葉を聞いたことがあるなあ、と思ったら、朝ドラ「花子とアン」で、村岡英治が花子のことを「珍獣ナマケモノにそっくり」と評していたのでした。
きのう「スタジオパークからこんにちは」に、英治役の鈴木亮平さんが出演していました。高校生の時、ドイツ語のスピーチコンテストで優勝、英検1級、世界検定1級、そして英治の印象から草食系かと思ったら、一方で肉体美を誇る肉食系の役も多数演じているそうですね。
へー、あの高校からこんなユニークな俳優さんが出たのかと、ちょっと感慨深い気持ち。北九州の私立中学から入試を受けなけれなならなかった娘について、教頭先生に相談に行ったり、震災後には大阪への転校手続きでお世話になった(当時)近所の公立高校です。

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07/17/2014

マンボウを観た

北杜夫さんの「どくとる マンボウ」シリーズ以来、日本人にとってすっかりおなじみになったマンボウ。
生きている姿を実際に観たことはないと思うので、海遊館に行ってお目にかかってきました。
大きな体に愛嬌のある風貌、水中を悠然とただようマンボウの姿は、ユーモラスです。

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3分間で早わかり! クラゲ図鑑@海遊館

海遊館の「ふあふあクラゲ館」のくらげたちです。海遊館には、下村脩博士が緑色蛍光タンパク質を発見し、ノーベル化学賞を受賞された「オワンクラゲ」もいます。残念ながら水槽が暗すぎて、安物カメラでは動画の撮影ができませんでした。代わりにノーベル賞受賞時の新聞1面記事と、昨年アメリカから来日され、グランフロント大阪で講演されたときに撮ったご本人の写真を入れました。

http://youtu.be/VrOM1LN4EtQ

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動画<日本一低い山(だった)天保山登山ルート(西ルート)>

3分間で早わかり! 日本一低い山(だった)天保山登山ルート(西ルート)

http://youtu.be/J8xNQOMYkps

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日本一低い山(だった)天保山登山へ

日本一のタイトル保持中に登らなかったのは残念ですが、遅まきながら標高4.5mの超有名な山への登山を果たしてきました。江戸時代の雄姿は美術館に展示された浮世絵で何回か見ましたが、登山口にちゃんと陶板で再現してありますね。
ちょっと違和感を持ったのは、天保山の展望台は天保山の三角点よりはるかに高い高台にあるんですよね。あたりで一番高いところに三角点って設置すんじゃないの? それとも測量した後で、展望台のために土を盛って高くしたのかな?

後日、動画「3分間で早わかり! 日本一低い山(だった)天保山登山ルート(西ルート)」をアップする予定です。

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有栖川有栖氏講演会 その8

最後に、有栖川さんお勧めの上町文学3点です。
井上靖「額田大君」
司馬遼太郎「城塞」 上町小説の頂点
織田作之助の小説

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変なビルと思ったら

大阪・肥後橋近くで、バスから外を眺めていたら、どこか変なビルが・・・。よくよく見ると、ガラス張りのビル壁面に、向かいのビルが写っていたのでした。

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ピーカブー

7/17の「花子とアン」を観ていたら、ブラックバーン校長が花子の赤ちゃんに「peakaboo」と言っていました。字幕もそのまま横文字だったので、なんのことかと調べたら「いないいないばあ」なんですね。

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07/16/2014

サメとエイを触りに海遊館へ

海遊館の「新体感エリア」で、サメとエイに触らせてくれるというので出かけてきました。
サメはサメ肌というだけあって、ざらざらしていますね。

サメに触ったあとで、こんなアナウンスが聞こえてきました。
「サメ、エイの背中をやさしく撫でてあげてください。口のあたりに手を持っていくと、餌と思って食べられますので注意してください。エイのシッポ付近には毒があります。怪我をしますので、手を近づけないでください」。

オイオイ、そんなこと、触る前に言ってくれ! 


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よろこビックリ橋

阪急梅田前の歩道橋に、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と書いてあるのに、いまごろ気が付きました。ロート製薬も、目薬や胃薬だけでなく、グランフロントでは植物工場やフレンチの薬膳料理店まで経営しています。「さらなる驚きと喜びをお客様に提供するということを宣言するため、去年3月、<Happy Surprise! よろこビックリ誓約会社>というコーポレートスローガンを新たに掲げたそうですね。

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むかん

昔、夏の列車旅(国鉄)といえば、冷凍ミカン(ミカンを丸ごと冷凍したものが網目の袋に5個くらい入っている)が必需品でした。いつのまにか販売されなくなりましたが、大阪駅にこんな看板が出ています。「むかん」??? なんと、皮をむいた冷凍みかんらしいです。福岡の冷凍食品メーカーが製造販売しているようですが、まだお目にかかったことはありません。

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有栖川有栖氏講演会 その7

質疑応答で。
Q「『幻坂』に続いて今後、どのようなテーマの小説を書く予定ですか」
A「天王寺7坂より北の上町台地を書きたい」
Q「豊臣は、冬の陣の後、埋められた堀をなぜ掘り返さなかったのでしょうか?」
A「すごい勢いであっというまに埋めてしまったので、止める機会がなかった」
Q「今後の出版予定は?」
A「角川から10月に出せ、と言われている。ミステリーは都市文学。大阪はやはり歴史ですよ。昔から今に至るまで元気なのは博多と大阪くらい」
Q「大坂の陣400年の今後のイベントは?」
A「現在の大阪城の石垣は徳川が造った。太閤さんの石垣は地下に埋まっている。それを発掘しようと石垣プロジェクト(募金)を実施中。大阪城は燃え落ちて、市民の募金600億円で再建した最高の城。姫路城は燃えてない、戦ってない。たいしたことないですよ。再来年の大河ドラマは『真田丸』。本来、大坂の陣400年に合わせて来年放送してもよかったのに『軍師官兵衛』に先を越されたのは、姫路城改修に合わされたのでしょうね」

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思いがけない宅急便

ピンポーンと鳴ったので出たら宅急便。やたら重い立方体の段ボール箱です。中に入っていたのはなんとスイカでした。
重いはずです。体重計に乗せると10kgもありました。
そのままでは冷蔵庫に入らなかったので、切り刻んで冷しました。
標高650mの高原で育てた、生産者の名前入りスイカでした。
甘くて、シャリシャリ感満点のおいしいスイカ、夏はスイカですねえ。

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07/15/2014

有栖川有栖氏講演会 その6

有栖川さんは、最近、上町が取り上げられていないので、自分で書こうと「幻坂(まぼろしざか)」(2014、メディアファクトリー)を書き上げたそうです。大阪にまつわる不思議な話、怪談です。しかも天王寺7坂に絞った短編小説集です。
「真言坂」昔、真言宗のお寺が多数あったため、この名がつきました。上り詰めたところが生玉神社北門。いまや坂にはたくさんの自転車が。
「源聖寺坂」途中3カ所で表情が変わるおもしろい坂。お寺と石材店が幻想的な風景を醸し出しています。
「口縄坂」よく整備された坂。上り詰めたところに織田作之助の文学碑があります。猫がたくさんいる坂。口縄坂を舞台に、猫、織田作之助をからめた怪談を書きました。
「愛染坂」大江神社の急な石段が男坂、隣の緩やかな坂が女坂。愛染さんを取り上げ、恋愛の雰囲気を込めた小説にしました。雨に降られた男女、薄気味悪いけど来てね。
「清水坂」玉手の滝を舞台に。
「天神坂」真田幸村が死んだ安居天神が祀るのは菅原道真、料亭、怒りを鎮める水等。
「逢坂」一心寺の前の広い道路の坂、俊徳丸の伝説を使った小説に。
さらに芭蕉の終焉を扱った「枯野」と、新古今和歌集を編集し、晩年、上町台地からの夕陽を眺めたいと夕陽丘に住んだ藤原家隆を扱った「夕陽庵(せきようあん)」の9編。

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有栖川有栖氏講演会 その5

「直木三十五」空堀通りに記念館があります。
「大阪の出版文化」上町に大阪の化粧品会社「中山太陽堂」(現クラブコスメチックス)が設立したプラトン社がありました。女性をターゲットに、斬新な文芸誌で時代をリードしたそうです。
「谷崎潤一郎」関東大震災後、関西に移住。「痴人の愛」は大阪朝日新聞に連載されましたが、あまりにもエロっぽいため中断、その後女性誌に連載されました。「春琴抄」は隠れた上町文学。冒頭に出てくる墓は生玉の寺。「細雪」の美人4姉妹は芦屋に住んでいますが、実家は上町です。これも隠れた上町文学。
「大阪文学学校」今でも上町にあります。芥川賞を受賞した田辺聖子や玄月らを輩出しています。上町が大阪の文学を育ててきました。
「織田作之助」高津(こうづ)高校出身。2013年10月、生玉神社境内に銅像ができました。

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有栖川有栖さんの幻坂/源聖寺坂 &ルポ

大阪市内でもっとも風情ある坂が源聖寺坂。7/11に歩いて本当にそう思いました。下から上を眺めても、右に湾曲していますので途中から見えません。石畳から石段へ、そしてまた石畳と続くユニークな坂。白い土塀や錆びたトタン板。景色がどんどん変わります。立ち止まって、眼下に広がる風景を眺めると、ずいぶん上ってきたなあとちょっと感激。
現在、いくたまさん境内にある源九郎稲荷は元々坂の上にあったそうです。道行く人からコンニャクをかすめ盗っていた狸が、なぜか狐になってお稲荷さんとして祀られました。坂を上りつめたところに、銀山寺があります。墓地の南端に、近松門左衛門の「心中宵庚申」のお千代、半兵衛の墓がありました。あたりは寺がいっぱい。
この小説にも、あたりになぜラブホテルが多いのか、を説明した部分があります。<死が「限りなく死に近づくほどの生の高揚」と隣り合っているのは、むしろ自然である>。もっとも経済的に困った寺が、土地を切り売りしたから増えたという記述も出てきますが・・・
小説は、大阪出身の女性が、逗子の別荘で開かれたパーティーに参加、そこで源聖寺坂にたたずむ男の子を描いた絵を見つけます。その別荘には、子供の幽霊が出るという噂が。そしてその夜、子供の幽霊が現れて、事態は意外な結末へ。

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07/14/2014

集団的自衛権 行使容認は何をもたらすのか

07/13 NHK GTV 「NHKスペシャル」

集団的自衛権行使の閣議決定にいたる、自民党と公明党の攻防を取り扱った番組でした。関係者へのインタビューを中心に、公明党が反対から容認に変化するまでの党内事情や支持者の動きがよくわかりました。
中国、韓国、北朝鮮等、東アジアの国際情勢は緊迫しています。他国はすべて善意の人と考える日本国憲法は、前提そのものが現実離れしています。日本が攻撃される危機を前に、指をくわえて見ているだけでいいのか、それとも集団的自衛権の行使容認で抑止力を充実させ、相手に攻め込む気を喪失させるのか。公明党も、結局、時代の変化を考えざるをえなかったということ。中国サイドに立つ人や日本弱体化を秘かに狙う人は困るでしょうが。
アメリカ国防総省元幹部の「米軍と自衛隊の連携強化、離島特に沖縄 南西諸島の防衛には陸海空を統合した高度な運用能力が求められる。航空機や艦隊の数では、日米あわせても中国にかなわなくなるだろう。日米がより効率的に協力していかなければならないというのが唯一の答えだ」には、考えさせられます。日本と同じ敗戦国ドイツは、湾岸戦争で金しか出さなかったため批判され、20年前に集団的自衛権行使を認めています。
公明党が行使を容認したのは「自民党から連立を解消されたくない」という前提があったと思うのですが、ほとんど触れられませんでした。また、創価学会と公明党の関係も避けていました。朝日新聞はいつもの主張を曲げ、「創価学会は容認に反対している」と自社の主張をバックアップする記事に仕立てていました。ご都合主義丸出しです。いずれにしろ、公明党の容認に至る背景について、番組は物足りない印象です。
ドイツで集団的自衛権行使を決めた時、当時のコール首相は、「ドイツのような大国が国連の加盟国でありながらその責任を果たさないというのは絶対に許されない」と語っています。一方、ドイツの専門家はこの20年を振り返って、「集団的自衛権の行使により、国際的地位は高まるものの、犠牲者を生むリスクも認識すべき」と語っています。平和維持にはリスクも覚悟しなければならない、という厳しい現実をドイツ20年間が教えてくれます。

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大坂の陣と真田幸村-江戸文学と上方講談-

大阪府立中央図書館の府民講座です。去年から幸村関連の講座、講演会、イベントが多いですね。こちらはすでに申し込みを締め切っています。

https://www.library.pref.osaka.jp/site/central/26kouza3.html

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大阪落語への招待

大阪市立大学の公開授業です。「都市・大阪」を主題とする授業の中で「大阪落語への招待」があり、学生だけでなく一般の社会人も抽選で受講できるというもの。
去年、申し込んだけど外れましたね。今年も競争率は高いだろうな。1回90分で14回ですから、かなり本格的ですね。

平成26年度公開授業「大阪落語への招待」
大阪を母体として発達した文化のひとつに落語があります。大阪市立大学では、平成26年度後期に「都市・大阪」を主題とする授業の一つとして「大阪落語への招待」を公開授業(全14回)として開講します。本学学生とともに受講される一般の方を募集します。

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天王寺7坂&7名水 周辺イラストマップ

先日の有栖川有栖さんの講演会で配られたマップです。7坂めぐりをするのに役立つ情報がいっぱい! 
天気が良くなったら、7坂のうちまだ歩いていない口縄坂、天神坂、逢坂をまわるつもり。もちろん、このマップを持って。
ちょっと古い本になりますが、「大阪新発見散歩」(昭文社)の中に熊谷真菜さんがお書きになっている「歴史探訪 大阪の背骨、上町台地は寺と坂が多い街/四天王寺界隈」も参考になります。

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真言坂・源聖寺坂(天王寺7坂)はこんなところ

7/11に踏破?したときの記録です。わずか3分間で歩いた気分になれます。

3分間で早わかり! 天王寺7坂(真言坂、源聖寺坂)

http://youtu.be/2G-85IVuqjY

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07/13/2014

大阪・いくたま参り(生國魂神社境内)

いくたまさん(生玉神社)の境内には、生玉の杜があり、都心にありながら楠などの木々に囲まれ、静寂な雰囲気に包まれています。散策道を中心に梅や椿、アジサイなど四季折々の花が参拝者を和ませてくれます。
ここには多くの神社と、文学碑や銅像が数多くあります。それらを3分間の動画にまとめました。(いままでモバイル用低解像度画像をyoutubeにアップしていましたが、今回から辞めましたので、多少画像が良くなっていると思います)。

https://www.youtube.com/watch?v=DCDSHmU78Xs

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有栖川有栖さんの幻坂/真言坂

生玉祭りの時、真言坂と源聖寺坂を歩いてきましたので、順番が違いますが、幻坂の第5話「真言坂」を先に取り上げます。
翻訳家の若い女性と現代の幽霊が真言坂を上ったいくたまさんで会う短編小説。高津(こうづ)神社に関する話題も出てきます。仁徳天皇の高津宮があったところとか、境内が舞台になっている「夏祭浪花鑑」の団七の話など。団七は幽霊の伏線になっています。
この辺りの複雑な高低差や道、坂もたっぷり説明されています。天王寺7坂の6つまで東西方向なのに1つだけ南北、しかも今は両側にマンションが並ぶだけの真言坂が、なぜ7坂に取り上げられているのか、そんなことも詳しく出てきます。
「寺町にラブホテルが多いのはなぜ?」という女性の質問に、幽霊になる前のあなたが答えた「教会やお寺と一緒で、見知らぬ人間が非日常的な体験をするため行き来する聖なる空間」という回答も。
生玉神社の公園のような木立のなかに 鎮座している 井原西鶴座像の ある場所は、 西鶴 が一昼夜で4,000句を吟じたところだとか、谷崎潤一郎の「春琴抄」の冒頭の場面は、生玉さんの下の寺院といったことも書かれています。

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いくたまさんの動画

7/11に生國魂神社(生玉神社、いくたまさん)に出かけて、境内や夏祭りの様子をたくさん撮影しました。帰宅後、「いくたまさんと夏祭り」「いくたまさん境内の文学碑&銅像」の2本に編集し、夏祭りの方に7/12の70年ぶり渡御を追加して完成の予定だったのですが、7/12夜の枕太鼓おねり、金・銀神輿おねり、獅子舞おねりのあまりの迫力ぶりに急遽、夏祭りだけ別仕立て「いくたまさんの夏祭り」に(今朝アップ済)。
さあ、残りの分を編集し直しです。

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これぞ夏祭り!/生玉さんの夏祭り その3

勇壮です! まさか、正直ここまでとは・・・驚きました。夜10時近くまで付き合った価値は十分ありました。

3分間で早わかり! 大阪・生玉さんの夏祭り2014

http://youtu.be/YmkAbGBd8ns

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八軒家は間違いだった

京都から公家さんが淀川を下ってきて、大坂・天満の近くの八軒家で舟を下り、熊野街道を通って熊野詣でをした、というのは、日本人の常識、かどうかはともかく、少なくとも大阪の人はみんなそう思っていますよね。大阪市内のあちこちに、「(ここは)熊野街道 八軒家から~km」という道標が立っています。

ところが、7/12に大阪史料調査会調査員・生駒孝臣博士の講演「大坂城前史-忘れられた中世の大阪-」を聴いたところ、「八軒家から大阪に上陸したというのは従来の常識。考古学者がいくらあたりを掘っても何も出てこない。そこで西の方を発掘したところ、渡辺津(わたなべのつ)から証拠品が大量に出土した。現在、八軒家は間違いで、渡辺津が正しいとされている」と驚くべき話が出てきました。いまさら大量の道路標識を造りかえるわけにもいかないでしょうね。
もうひとつ、石山本願寺という言い方もいまでは正しくないとされ、大坂本願寺というのだそうです。時代が少しずれているからとか・・・。これもいまさら言い換えるのは難しいでしょうね。

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07/12/2014

70年ぶり復活、渡御行列/生玉さんの夏祭り その2

昭和20年の大阪大空襲で壊滅的な被害を受けた生玉さんの「渡御(とぎょ)行列」が、きょう約70年ぶりに本格的に復活します。
昭和初期の最盛期には2,000人の行列が、生玉さんから本来の神域・大阪城まで巡幸したそうです。
戦災で祭りの中心となる鳳凰の飾りのついた神輿や祭具を消失、交通事情もあり、小規模でトラックでの渡御になっていました。
今夏、本格的な渡御が復活、人馬600人が巡幸するそうです。 

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07/11/2014

生玉さんの夏祭り その1

大阪に20年も住んでいながら、生玉さんにお参りしたことがありませんでした。正式名称・生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)は、大阪最古の神社で、創建は神武天皇年間(紀元前711-紀元前585)だそうです。
大阪の人は、「いくたまさん」と呼んで親しんでいます。
ちょうど7/11、7/12は夏祭り、付近には天王寺7坂の「真言坂」と「源聖寺坂」もあります。天王寺7坂の4/7踏破も兼ねて、生玉さん参りをしてきました。
写真は、巨大茅の輪くぐり(さすがに夏祭りの人出のなかで、左ー右―左の3回まわりは事故のもと、そんなルールはどこにも書いてありませんでした)、子供みこし行列、夕方になって人出も増え、露店も営業を本格化。

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有栖川有栖さんの 幻坂/愛染坂

第2話は、これも10日ほど前、歩いた愛染坂。作者の化身かと思える作家と、愛染坂で偶然出会った作家を目指す女性の切ない物語。愛染まつりの光景が鮮やかに描かれており、6月30日の境内の賑わいを思い出します。川口松太郎さんは、かつて愛染さんの近くに住んでおり、名作「愛染かつら」は、境内にそびえる愛染かつら(桂の巨樹に赤橙色の花を咲かせるノウゼンカズラが絡まっている)から採られたそうです。川口松太郎さんの名作が先かと思っていたのですが、逆でした。愛染さんの辺りの地名「伶人町」が、四天王寺で雅楽を奏でた楽人=伶人が住んでいたから、ということを知ったのも「幻坂」のおかげです。

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有栖川有栖さんの 幻坂/清水坂

「幻坂」を読み始めました。第1話は、10日ほど前に歩いた「清水坂」。清水寺・玉出の滝の詳しい記述も出てくる、ちょっと物悲しい子供のころの回顧談風短編小説です。清水寺の正式の名前は、有栖山清光院 清水寺。京都の清水寺から千手観音をいただいて1640年にご本尊とします。享保年間に新清水寺と改めて、今では清水寺。その前は坂の下を流れていた有栖川から有栖寺と呼ばれていたそうです。こんな話も含め、上町台地のさまざまな情報がてんこ盛り、楽しめます。
有栖川さんの名前の由来にもなったのかなあ。第1話に持ってきたのも偶然ではないかもしれませんね。

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07/10/2014

世界入りにくい居酒屋 ベルギーブリュッセル

07/09 NHK BSP 

「地元の人しか知らないdeepな名店を紹介する番組」というNHKらしからぬユニークな番組でした。ガイドブックにも載っていない、こういう外国の店に行くことはふつうの日本人にはないでしょう。それだけにベルギー社会の複雑な姿が垣間見えてきました。
前半のブリュッセルの家庭料理を提供する地元客向けの路地裏の居酒屋という昼間の姿は、驚くに値しませんが、後半は驚きの連続。店主のフレッドはゲイ、ベルギーはゲイとして生きやすい国で、10年以上前から同性婚が認められているそうです。「堂々と公言して暮らせる、首相もゲイを公言している!」とはびっくりです。夜、店を手伝っている娘は、女性と結婚していたときの子。フレッドは29歳の時結婚し、娘が2歳の頃、男性に恋をして離婚、父から告白されたのは12歳の時でした。大ショックだったそうですが、いまは、「パパを支えたい」。
文化の違いか、時代の流れか・・・ちょっと考えてしまいます。
ベルギーは、北と南で 言語も文化も違う。フランス語を話す人、オランダ語を話す人、ブリュッセルの人の3種類の人が生活しています。フレッドの店では、みんなで国歌歌い、店の中あちこちに国旗が飾ってあります。「対立している北と南の人間を俺達ブリュッセル人は結びつけている。人生は短い、だからこの店で自由と喜びを感じて欲しい」、一人一人が、複雑な国の現状をなんとかしようと努力しているようにも見えます。
ブリュッセルの文化が凝縮した、めちゃめちゃディープな世界でした。
ベルギーの別の顔を知らされた番組でした。

http://www4.nhk.or.jp/P3197/

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岩合光昭の世界ネコ歩き 山口

07/09 NHK BSP  

海外ロケ番組と思っていましたが、今回は山口のネコでした。下松のイカダで生活するネコの親子、周南市のおじさんと犬とネコ2匹の仲良し散歩、わんちゃんがネコを思いやる様子がほほえましいですね。岩国市の石庭の岩の上でくつろいだり、蝶のハンティング、蚊に刺されながらもうとうと眠っているネコ・・・。平和で幸せなネコの日常、見ている者も穏やかな気持ちになります。
犬とネコの間にも友情とか、思いやりの感情が生まれるのでしょうか。周南市のおじさんと3ひきののどかな散歩、野良ネコ(オス)のボウの優しい顔、飼いネコ(メス)ピーをいつも気にして立ち止まって待ったり、探したりといつも気にしているわんちゃん。長年にわたって育まれた犬とネコの友情でしょうか。人間界も見習わないと・・・
なんといっても目を引いたのは、下松市のフグやハマチの養殖イカダに住んでいる16歳のママネコ チイと13歳の娘ネコ ドラミちゃん。生まれて以来、ずっと海上生活をしているネコがいることを、初めて知りました。幅14m、長さ100mの巨大イカダとはいえ、人が船でやってくるのは、1日2回の餌やりの時だけ。そのほかは2匹のネコと魚、鳥だけの世界です。器用に細い木の板の上をゆうゆうと歩く頼もしい姿。養殖魚を狙うサギがやってくると、近づいて目力で追っ払います。ちゃんと仕事をしていることに驚きます。さらに、養殖魚には目もくれないことに感心します。どういう教育、しつけを誰から受けてきたのでしょうか。
心休まる番組ですね。ネコの生き方は、世界共通でしょうか。

http://www4.nhk.or.jp/nekoaruki/x/2014-07-09/10/8841/

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吉原裏同心

きょうは第2回の放送でした。ちょっとユニークなストーリーですね。
ところで先週のエンディングに「林隆三さんは6月にお亡くなりました」の字幕。ドラマの中で医者として出演されているのですが、最後の作品となりました。数日前に再放送されたNHK BSP「世界ふれあい街歩き フィレンチェ」のナレーションも林隆三さんでした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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07/09/2014

大阪の清水寺(きよみずでら) その7

総集編です、3分にまとめました。
愛染さんから清水寺のルート紹介、大阪歴史博物館の撮影OKの展示も加えました。

3分間で早わかり! 大阪の清水寺
https://www.youtube.com/watch?v=PySJ22vuLe8

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銀ぶらの語源 カフェ・パウリスタは 箕面にあった

昨日、「銀ぶらは、銀座のカフェ・パウリスタでブラジルコーヒーを飲むことが起源との説がある」という記事を書いたばかりですが・・・。今朝の産経新聞大阪版に、現存しない箕面の名所を模型や写真で紹介する企画展示「みのお今昔物語」が、箕面市立郷土資料館で開かれているという記事が載っています。そのなかに「カフェの先駆けといわれる明治44年開店のカフェー・パウリスタ箕面喫店なども模型と写真で紹介している。カフェー・パウリスタ箕面喫店はコーヒーを提供する店としては、かなり早い時期に開店しており、箕面の当時のモダンさがわかる」と書き、店の模型写真も掲載しています。なお、wikipediaによれば、箕面店は銀座店より半年早くオープンしたそうです。
へー、大阪市内ならともかく、何で箕面に?

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図書館より<幻坂(まぼろしざか)準備できました>

有栖川有栖さんの講演を聴いて、さっそくファンになり、まず最初に読もうと思ったのが「幻坂」。すぐ図書館に予約を入れました。大阪市立図書館が25冊所蔵しており、本日「準備できました」のメールが届きました。
天王寺7坂にそれぞれ短編小説をあてがったユニークな内容です。「最近、上町台地を題材にした小説がないので、それなら自分で書こう」ととりかかった作品だそうです。
読み終わったら、天王寺7坂完全踏破に出かけましょう。(今年の愛染まつりに、愛染坂と清水坂は踏破済み)

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大阪の清水寺(きよみずでら) その6

玉手の滝は、大阪歴史博物館の展示にも出てきます。滝に打たれている人の姿がはっきり描かれています。この展示も写真撮影OKです。

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あら? 中山美穂さん離婚

NHK BSPでドラマ「プラトニック」に出演中の中山美穂さん、辻仁成さんと離婚したそうですね。けさの新聞記事によれば。
それはさておき、ドラマの方はどうなるんでしょう。心臓疾患の娘に、合法的に心臓をもらう約束で夫婦になった沙良(中山美穂)。相手の青年(堂本剛)は余命いくばくもない不治の病だったはずが、手術により助かる可能性が出てきました。
2人の間に愛も芽生えて・・・最終回にどんな結末が待っているのでしょうか。

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憲法の日本語間違い

7/9付産経新聞の「単刀直言」で、石原慎太郎さんがこんなことを言っています。昔から日本国憲法の日本語は間違っている、おかしいと思っていましたので、作家・石原さんの発言にはおおいに賛成。

<憲法の前文はメチャクチャな日本語だ。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して・・・」は、正しくは「公正と信義を」で、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ・・・」は「欠乏を免れ」だ。助詞の間違いは日本語の文体を乱し、みにくい印象しか与えないんだね。国家の基本法を正しい日本語に直すことが自主、自立です>
<「日本語として間違っていますから前文だけ変えます」と言えばいい。とにかく助詞を変えるだけで、「9条はいじりませんから」と。朝日新聞だって日本語をしゃべり、日本語で新聞を書いているんだろうから、まさか「それは間違っている」とは言わないだろう>

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大阪の清水寺(きよみずでら) その5

墓地の南端に急な石段があります。ここを下ると納経所(仮本堂)があります。その奥に大阪市内唯一の天然の滝、玉手の滝があります。
ここは聖地です。境界から入る時は一礼し、脱帽して入ります。
京都・清水寺の音羽の滝で修行はできませんが、ここでは水行をしている方がいます。

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天王寺真田山・城南寺町周辺イラストマップ

有栖川有栖氏講演会の会場においてあったイラストマップです。
真田幸村ゆかりの地 山門と史跡を楽しむには便利です!

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古文書から見る・・・講座

こんな名の講座を見つけました。くずし字解読を中心に、古文書の基礎的なことを学ぶものだそうです。これを受講すれば、正倉院展や大阪歴史博物館の古文書を読めるようになるのかなあ・・・

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国際報道2014

07/07 NHK BS1 

ポール・マッカートニーが復帰したそうですね。今年5月、大阪・長居植物園にバラを見に行ったとき、「ザ・マッカートニー・ローズ」というバラが目立つところにありました。翌日、長居陸上競技場で開催されるはずだったポール・マッカットニーのコンサートを祝って、直前に場所を変えていたそうです。残念ながら急病で中止になってしまいましたが・・・

ドイツのメルケル首相が、中国に急接近しています。日本には2回しか来ていないのに、中国訪問は今回で6?回目。去年、中国に5工場を稼働させたフォルクスワーゲンは、中国語の社内報まで発行しているそうですね。ドイツが、中国との経済関係を重視していることが良くわかります。日本にとっては、ちょっと心配ですね。ドイツも技術流出やサイバーテロ、中国経済減速時のリスク等、しっかり考えて対応した方がいいのでは・・・

ドイツで「ハウツー動画展示会」が開催され、好評だったとのドイツのテレビからの話題、日本でもハウツウものの映像をyoutubeで大量に見られます。こうしたちょっとした生活のアイディアをインターネットから簡単に入手できるとは、便利な世の中になったものです。

アメリカの道路の穴に落下した乗用車の上をトラックが通過する映像、偶然撮影できたのでしょうか。すごいシーンです。

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妖怪ウオッチ・地域再生と信金・フルカラータオル

07/06 NHK BS1「Biz+サンデー」

妖怪ウオッチが、いま大人気という話は初耳。福岡の会社の社長が言っていた「子どもの頃の自分に聴いて(アイディアを考える)」という話に興味を持ちました。子供目線の自由な発想が、人気の秘密なのでしょうか。
三島信用金庫の「地域再生」を目指した取り組みを取り上げていました。地元の中小企業をいちばんよく知っているのは、大手の都市銀行でなく、地元に密着した信用金庫です。破綻懸念の会社100社に新たな融資を行い、リスクを負って地域再生を目指す姿は、地域金融機関としての役割を果たそうとするもので、たのもしいですね。体力の弱った企業を体力のある企業に引き継がせる仲介もしているとのこと。成果を期待します。
今治市の老舗タオル藤高が開発したフルカラータオルは、飾るタオル。複雑な色彩の変化をパイルで表現し、印象派の絵画もタオルにしてしまいます。こうした新たなニーズを発見し、研究開発により製品化してしまうところがすごいですね。

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きょうは修羅場・・・

「花子とアン」、7/9は冒頭から修羅場ですね、どんな展開になるのやら。

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ゴジラ60年、その第1作をみる

07/08 NHK BSP 21:00~22:40

今年は映画「ゴジラ」が登場して60周年、NHKで特集番組が相次いで放送されています。きょうからNHK BSPでゴジラ映画が相次いで多数放送されます。本日はその第1作目。 上映当時、私は小学校低学年でした。映画は学校から集団で観に行っていたのですが、「ゴジラ」がその対象になっていたかどうか、はっきり覚えていません。
宝田明も河内桃子も若いですねえ。志村喬も懐かしい。デジタルリマスター版ですので、ノイズのない鮮明な画像として蘇っています。
それにしてもゴジラの不気味、かつ生々しい迫力の凄まじさ! その後のテレビドラマによく出てくるちゃちな怪獣とはまるで違います。60年経っても新作が作られるくらいですから、戦後10年経ずして日本が作り上げた世界的大スターといったところでしょうか。
ちなみに協力は、海上自衛隊でなく、海上保安庁です。

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07/07/2014

空前の採用難到来、そこでSNSが内定辞退者予備軍判定

いま企業の人事担当者は大変だそうですね。20人に内定通知を出したのに、全員辞退したとか、なかなか採用できません。以前のバブル時代を上回る求人難に襲われているとは知りませんでした。そこで企業側もいろいろと工夫を。

いま内定した学生に、「これからはSNSでやり取りしましょう」と勧め、アンケート等に答えさせるのが流行っているそうです。回答が遅れたりすると、自動的に「この内定者は回答が遅くなっている。内定辞退予備軍とみなした方がよい」と判定し、警告を会社に送るのだそうです。

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黒田家の名刀

大阪歴史博物館に「軍師官兵衛」の黒田家名刀が展示されています。
写真撮影OKの展示です。

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有栖川有栖氏講演会 その4

上町台地に関係した文学、芸能の紹介の続きです。

「小栗判官(おぐりほうがん)」(常陸の国の小栗判官が殺され、餓鬼(ミイラorゾンビのような存在)になってさまよっていたところ、上人に熊野権現に連れていかれ、最後は救われます。現代小説なら「愛の力」「正義の力」がテーマになりますが、当時は「神仏の力、おかげ」がテーマ)←何年か前、八木から新宮まで日本で一番長い路線バスに乗ったとき、湯の峰温泉の「つぼ湯」に「小栗判官」の看板がありました。

「井原西鶴、近松門左衛門」大阪は文学者を大事にしない、という話も。ガソリンスタンドとビルのすきまに押し込まれたようにひっそりとあるのが近松の墓。大阪には、文学館もありません。

「高津(こうず)神社を舞台にした<浄瑠璃「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」>
元禄8年(1695)ころ、大坂の高津祭礼の宵宮に、挑発されて舅(しゅうと)を殺した魚売りの団七の物語。ドラマとしても歌舞伎としても最高傑作だそうです。

「落語発祥の地」米沢彦八が生玉神社で始めました。いまでも9月に彦八まつりが開催されます。

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新日本風土記  寿司

07/04 NHK BSP

日本の伝統料理「寿司」の起源から、日本各地の歴史ある寿司の紹介など、興味深い内容でした。堅田のにごろぶなとご飯を発酵熟成させて作る「鮒ずし」は、毎年下賀茂神社へ献上されているそうです。鯖街道で運ばれた鯖を酢でしめた、京都の鯖寿司は祇園祭に欠かせません。下ごしらえを重視し、理にかなった細やかな工夫をするのは江戸前寿司。ラーメン屋でラーメンとともに鯖寿司を食べる和歌山では、さんまのなれ寿司や鮎の姿寿司など、地域によって特徴ある寿司がいろいろ。興味のもてる話題が次々出てきました。
寿司は、「氏神様のお祭り、婚礼や長寿の祝い、豊作や大漁への感謝、慎ましく生きる日本人にとって、特別な日のご馳走であり、平穏を願う祈りの食べ物」、なるほどそのとおりです。昔は、何かあるたびに家でちらし寿司を作って食べていました。広島の田舎には、なれ寿司はありませんでしたが・・・
殺菌効果のある葉っぱで包んだり、酢でしめるなど保存に効果のある工夫、乳酸菌の発酵熟成による旨味など、各地の寿司には日本の食文化が詰まっていますね。
高級寿司店や料亭の紹介だけでなく、お稲荷やきゅうり巻きなどを楽屋や裏方さんに届ける京都の仕出し屋さんを取り上げていました。いわば脇役のお寿司屋さん。こういうところを紹介するのも好感がもてます。
私も鯖寿司は大好きです。焼き鯖も。出張で小浜に出かけた時は、いつも焼き鯖がお土産でした。

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ドキュメンタリーWAVE 密着ビットコイン最前線

07/05 NHK BS1 
ビットコインにあまり興味はないのですが、今年起きたマウントゴックス社のbitcoin消失事件には驚きました。しかも会社が日本の会社だったとは・・・。今回の番組は、話題のビットコインがどんなものか、中国とアメリカでどんなことが起きているのか、その対照的な動きを紹介していました。今後どのような進化をみせるのか、興味を持ちました。

ビットコインは、「国や中央銀行に管理されない自由な通貨」、「すでに80ヵ国300万人が利用」、「紙幣の代わりに暗号化されたデジタルデータをインターネットで取引する」ものだそうですが、安心できる国や中央銀行による保証、裏付けがないだけに、非常にリスキーという気がします。中国のように、人民元への信頼が低く、国に不満を抱く国民が多い国でブームになるのは、わかるような気がします。
しかし、マイニングというコンピューターの作業で生み出される巨大利益を追求する中国の姿は、交換手段としての通貨からはかけ離れています。ビットコインの将来に不安を感じます。

中国の若者が夢中になっているマイニングの仕組みがよくわかりませんでした。「取引情報はすべて公開されており、世界中の取引を計算し確認することで報酬が得られる。一番最初に計算した人にビットコインが与えられる」とは? なんのためにそんな計算をするのでしょうか、なぜ報酬を与えるのでしょうか?
中国とアメリカのビットコインに対する対照的なアプローチを面白いと思いました。中国は「利益さえ上げればいい」、アメリカは「ドルとの取引所をつくって取引を安定させたい」。どちらがビットコインの将来を考えているか、分かります。

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有栖川有栖氏講演会 その3

有栖川さんは、国造りの神話、ポタポタと島、国ができるという発想は、「大和、明日香からは海が見えない。上町台地から大坂湾を眺めたとき目に入る島々が原風景ではないか」と推測されていました。

奈良の歌枕は「あおによし」、出雲は「八雲たつ」、そして難波(なにわ)は「おし輝るや」。「おし輝る」は上町台地からみた海がキラキラ輝いている様子から「あまねく照らす」という意味。

中世から現代にいたる上町をテーマにした文学、芸能として、次のようなものが紹介されました(キーワードをしゃべられただけですので、それを手掛かりにあとで調べて補足しています)。
「俊徳丸」(河内国高安の長者の息子で、継母の呪いによって失明し落魄するが、恋仲にあった娘・乙姫の助けで四天王寺の観音に祈願することによって病が癒える、という伝説をもとに、謡曲「弱法師」、人形浄瑠璃、小説・舞台「身毒丸(しんとくまる)が作られた。結末にはさまざまなバージョンがある)
「山椒太夫(安寿と厨子王)」(四天王寺の石の鳥居に触れてパワーが蘇る。森鴎外はこの部分を無視。当時は神仏の力を重んじた)

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銀ぶらの本当の意味

きょうの「花子とアン」に、「銀ぶらの本当の意味は、銀座をぶらぶら歩くことでなく、銀座でブラジル珈琲を飲むこと」という会話がでてきました。ナレーションでも「そういう説がございます」。

「あさイチ」で有働由由美子アナも井ノ原快彦さんも初耳だと言っていましたので、調べました。
たしかに<「銀ぶら」とは、銀座をぶらぶら歩くことではなく、銀座8丁目の「カフェーパウリスタ」でブラジルコーヒーを飲むことが正式だという説もある>という記述がありましたのでさらに調べると、「よこはまふらのつれづれぶろぐ」に、詳しい考察がありました。へーえ、知りませんでした。
いまでもその店が銀座にあるんですね。

http://470830.at.webry.info/201012/article_6.html

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07/06/2014

大阪の清水寺(きよみずでら) その3

現在の清水の舞台、屋根がありませんが、昔はあったのかもしれません。というのも大阪歴史博物館9Fの清水寺展示コーナーには写真のように屋根のある舞台が描かれています。上町台地は当時の観光名所、清水寺・玉造稲荷・生玉社などこのあたりの寺社は、舞台をつくっていたようです。

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有栖川有栖さんの講演会 その2

スクリーンに現在の大阪の地図、1万年前、8,000年前、5,500年前、6,7世紀の地形図が表示されました。1万年前といえば、氷河時代末期。このころの河内(大阪)平野は陸が多かったんですね。ところが氷が解けて海面の水位が上がった8,000年前には海面から出ているのはいまの大阪城から住吉大社あたりまでの幅2km、長さ13kmの上町台地だけ。西側が大阪湾、東側が河内湾です。
そのうち土砂が堆積し、5,500年前(縄文時代)には河内湾が河内潟になります。
いまの大阪城の北の海は海流が速く、「なみはや」の語源となります。
戦国時代、上町台地北部に浄土真宗の石山本願寺を立ち退かせて大坂城を造ろうとした信長が本能寺に倒れ、秀吉が大坂城を築城。
その後、経済都市として発展してきた大坂は、上町台地からやや外れた地域で発展します。

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有栖川有栖さんの講演会 その1

大阪市立中央図書館で開催された「平成26年度大阪連続講座 大坂の陣400年記念<乱世の大坂~よみがえる大地の記憶~」第1回は作家・有栖川有栖さんの「上町(うえまち)台地と大阪の文学」。事前申込みにより当選した300名で会場は満員でした。

<難波・大阪という土地は、大阪市内を南北に走る上町台地から始まりました。歴史も文化も上町台地に原点があり、そこから説教節や浄瑠璃など豊かな物語が生まれます。地理的にも文化的にも、まさに「大阪のふるさと」。その悠久の歴史に思いを馳せるとともに、母なる上町台地から湧き出した物語に連なる大阪の文学について紹介します>(パンフレットより)

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07/05/2014

乗降位置案内

最近、大阪市営地下鉄に乗っていなかったので知らなかったのですが、その路線すべての駅の乗降位置案内が掲示されていますね。
どの車両に乗ったら、下車駅で階段・エスカレーター・エレベーター・トイレ等に近いかが一目でわかります。
これは便利です。

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列車風にご注意

大阪地下鉄ホームで見かけたポスター。電車がホームに入ってきた時の風で、帽子が飛ばされたり、人が巻き込まれたりする事故があるのでしょうか。

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きょうは有栖川有栖氏の講演会

ここ半年、講演会にほとんど行ってなかったような気がします。NHKの公開録画にもご無沙汰しているし。(こちらは往復はがきで申し込んで抽選ですので、はがきの記入が面倒で・・・)
たまたま電子メールで申し込める講演会に応募したら、当選したのがきょうの大阪市立図書館の大阪連続講座第1回。テーマは「上町台地と大阪の文学」。
数日前、天王寺7坂の「愛染坂」「清水坂」を歩きましたので、これも何かの縁?

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昨日は肥後橋・福助へ

東京からEさんが来られたので、パソコン通信時代からの知り合いなどが集まって歓談。肥後橋商店街は、日本一短い商店街として有名です。
ママさんのおいしいお任せ料理を楽しみながら、18:30から22:00まで過ごしました。福助は1年半ぶり、いつも変わらぬ懐かしい場所ですね。

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07/04/2014

世界で一番美しい瞬間/娘たちが花になる瞬間 ポルトガル・マデイラ島

07/03 NHK BSP

マデイラ島、初めて聞く名前です。ポルトガルにこんな花いっぱいの「花かごの島」と呼ばれる島があったのですか。年に1度の花祭りに、島の娘たちは花に負けないように美しく鮮やかな衣装を身にまとい、街の目抜き通りでダンスを披露します。「少女から大人へと成長する女性への人生への祝福であり、熱狂的で激しいイメージのカーニバルとはまったく違う」というのも民族性を現しているのでしょうか。
これだけ派手な祭りですから、娘をもつ家庭の出費は、大変なものでしょう。すべての娘に、毎年新しい衣装を作り、ダンスを習わせて参加させるのですから。他人事ながら心配になります。「お金もかかるが、一生懸命頑張って練習している姿を見ると、とても幸せ」、「花祭りの中で、娘の成長を確認できます」、「パレード参加は、娘にとって自分自身との戦いなんです。初級から中級、上級を目指して努力することで成長していきます」という親の言葉に、娘を大切に育てようとする姿勢を感じます。そしてこんな発言も。「娘が踊る姿に誇りや満足を覚えます。しかし、やがて娘が巣立ち、終わりがくる寂しさも。娘の成長のためですから仕方がありません」。子を持つ世界中の親の気持ちでしょうね。

リスボンの大学を卒業して5年ぶりに島に帰り、パレードに参加する女性。5歳のときからの衣装を見せながら、こんなことを言っています。「花祭りで知り合った仲間とはいまも友だち。今までの衣装を眺めたり、称賛の言葉を思い出すと、自信に繋がります。思春期に多くの経験ができたことが、私を助けてくれました」。この島の伝統行事が、娘の人間形成に大きな影響を与えていることが分かります。 
余計なことですが、この島では男の子にも同じようなシステムがあるのでしょうか。娘だけ?

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ニッポンぶらり鉄道旅/サービス満点 いすみ鉄道で上総中野まで

07/03 NHK BSP

「いすみ鉄道」の存在も、千葉県内外から観光客が増えている注目のローカル線であることも初めて知りました。廃線の危機の襲われているローカル線は、全国に多いと思いますが、ここまで地元の人に愛され、応援されている鉄道は珍しいのではないでしょうか。
国鉄時代の古い車両の活用、懐かしいボックスシートを食堂車に、ワインと海の幸等のグルメ列車、ボランティアによる他にはない車内販売、高校生によるマンドリンのミニコンサート列車・・・ユニークですね。鉄道会社と沿線住民のアイディアが、サービス満点のユニークなローカル線を育てています。経営難の多くの鉄道にとって、参考になるでしょう。
社長さんの言葉「鉄道会社は地元の人たちに愛されて守ってきてもらった、地域に少しでも貢献して恩返しがしたい」に会社の姿勢が現れています。経費節減のため、運転士の養成訓練費700万円を自己負担してでも運転士になろうとする人にも驚きました。高校生のマンドリン演奏を聴いた乗客の「とてもすばらしかった、真面目な演奏に心が和みました」という感想もいすみ鉄道ならでは。古民家でNPOが主催する「田舎暮らしを楽しむイベント」、タケノコご飯を食べる器作りも破竹のかわむきも、自分でやる。皆さんの笑顔が、満足そう。「何もないのが最高のサービス」、「自分で作る喜びは格別、しかし思いやりがなければできない」、いすみ鉄道のサービスは、着実にみんなの共感を得るでしょう。

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07/03/2014

レモン果汁をフォークで絞る

きょうの「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を見ていたら、「スクィーザーなんかなくても、レモンの汁は簡単に絞れます」と、半分に切った断面にフォークを突っ込んでぐるぐる回していました。なるほど・・・
レモンがなかったので、グレープフルーツでやってみました。簡単、簡単。

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3分間で早わかり! 夏は来ぬ歌詞解説

以前書いた記事を3分間にまとめました。2008年に撮影した京都御所紫宸殿前の「右近の橘」(むかって左手)の写真も、データベースから探して追加しました。

http://youtu.be/kO6LWFhkGdY

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大阪の清水寺(きよみずでら) その1

大阪にも京都の清水寺とよく似た清水寺、読み方も同じ「きよみずでら」があると知り、ぜひ参拝に行きたいと思ってから早や幾年月・・・。2、3年前、NHKテレビ?で有名な女性歌手と女性タレントが、愛染さんの境内から清水寺まで歩く番組を放送していました。その後、知人のぷりんさんもお参りにいったとの記事をfacebookにお書きになっていました。
何回も地図や航空図を眺めながら、ルートを検討したのですが、どうも道順が良くわかりません。大阪星光学院の南側通路を西に進んだあたりにあるのはわかるのですが、その先の石段らしい記号の部分を上って行く? というのもテレビで長い坂を上っていたシーンが頭に刻まれていたからです。
今回、実際に行ってみてよくわかりました。この辺りは、坂の町。テレビで歩いていたルートは、星光学院ルートでなく、愛染さんから愛染坂を下り、清水坂を上って清水寺に行くルートだったのです。
星光学院ルートの場合、坂を上る必要はありません。地図の石段を進むと下ってしまいます。こういう起伏の複雑な地域は、地図だけでは混乱させられますね。
しかも、お寺の境内がフラットでなく、墓地・清水の舞台・釣鐘のある場所と仮本堂・大阪市内唯一の自然の滝「玉手の滝」のある場所は、標高差10メートルくらい? 知らなければ見逃しそうな墓地南端のわかりにくい急な階段を下りていかなければなりません。あやうく玉手の滝を見ずに帰ってくるところでした。こんな情報は真上からみた地図ではわかりません。
帰りに清水坂を下って、愛染坂を上ったおかげで、テレビ番組のルートを確認できました。上町台地西側(夕陽丘)の天王寺7坂のうち2つを歩けるこちらのルートの方が趣があっていいですね。
(googleの地図、航空図を見ただけでルートがわかりますか?) 

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わ~!カワイイ!

たいていの女の子がこの顔を見たら、こう叫ぶそうです。天王寺動物園のプチハイエナ。13歳のメス「愛」とパートナーの「レイ」7歳。私が行ったときは愛しか出ていませんでした。この2頭、「とってもいい関係」なんだけど、それは「強い愛に対してレイがうまく立ち回っているから」。
プチハイエナはもともと女系家族で、群れのリーダーはメス。メスの方が体も大きく強いそうです。
愛は運動場の中を気ままに動き回り、気持ちのいいところに陣取ってゴロリ。そんな愛の様子をレイは距離を保って見守っている、というより愛の気に障らないようにさりげなく愛を避けて立ち回っている・・・(天王寺動物園情報紙 Together 2014.6.20号)
なんだか、人間社会と似てる?なあ。

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07/02/2014

今年の愛染まつり その8

きょう念願の大阪の清水寺(きよみずでら)に行きましたので、愛染さんの隣の天王寺源氏堂さんに再び寄りました。
今日買ったのは、「赤飯」と「亀かすて~ら」。
きのう買った「蒸し亀かすて~ら」は、「亀かすて~ら」の生地を使って作った蒸し饅頭だそうです。

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おわこんTV/(1)ドキュメンタリーは真実ですか?(前編) その2

若手ディレクターが人気作家の密着ドキュメンタリー撮影中、想定台本の存在を見つけられます。彼の作品は、現実の作家の日常とは大違いの理想的作家像。「嘘の台本をもとに作ったものは放送させない」と強硬な作家。バラエティー一筋できた社長が徹夜で編集し直した映像は、ベストセラー作家も普通の人であることを強調、アイディアが出ないとすぐさぼる、逃げる、でも最後まで自分を見失わない。「弱さは決して欠点ではないのだ」。
5時で早々と帰宅する新入り女性を見て、「今から男とデートかな」と言ったディレクターに、「あの子は子持ちバツイチ。5時で帰るのは保育園で待っている5歳の息子を迎えに行くため。お前にはあれが男に会いにいく姿に見えた? 人のことを正確に見られる人だけがドキュメンタリーを作れる。お前、向いてないんじゃないか」。鋭い指摘です。テレビのディレクターだけでなく、新聞記者や評論家にも聞かせたい言葉です。
未熟な若いディレクターが今後、どう成長していくのか、楽しみです。

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おわこんTV/(1)ドキュメンタリーは真実ですか?(前編) その1

07/01 NHK BSP 「プレミアムよるドラマ」全8回 

テレビ界のタブーともいえるテーマを取り上げた、珍しいドラマです。「おわこん=終わったコンテンツ→テレビ」という言葉があることも、知りませんでした。第1回「ドキュメンタリーは真実ですか(前編 )」、しばしばやらせ番組が表面化し、視聴者も疑心暗鬼になっている点をグサッと突いています。しかも天下のNHKが、真正面から取り上げるドラマとあれば、見ないわけにいかないでしょう。次回後編が楽しみです。
ドキュメンタリーといえども、製作者の意図や主張が反映されるのは当然です。ただ、それが一方的な思い込みや思想的に偏ったものだった場合、真実を反映したドキュメンタリーとはいえません。視聴者に誤った印象を植え付けてしまいます。 特に民放番組の中には、ドキュメンタリーだけでなく、ニュース番組の中にも、特定の考え方に誘導しようとする番組が少なくないと思います。

http://www.nhk.or.jp/drama/owakon/

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今年の愛染まつり その7

帰りに愛染さんの隣の天王寺源氏堂で和菓子を買って帰りました。くず饅頭等3種類。

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今年の愛染まつり その6

金魚すくいの店がたくさん出ていましたが、そのうちの一軒に「おばちゃん手作りのポイ!! だから・・・む~っちゃ強い!」の掲示。
強すぎてみんなすくわれたらどうするんだろ、と思ったら、値段表がこまかくわかれていました。「持ち帰り2匹 子供300円、大人400円、すくっただけ持ち帰る場合 500円」。店のおばちゃん、ちゃんと儲かるようにポイの強度と持ち帰り金魚数を計算してるんだろうな。商売うまい!

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07/01/2014

今年の愛染まつり その5

愛染さんの境内に、「愛染かつら」の縁結びの霊木があります。
樹齢数百年といわれる巨大な桂の木が、大阪大空襲のため表面は焼けましたが、生き残りました。それにかずらが絡みつき一体となった姿は、男性的な大樹の桂に寄り添う女性的なかずらとしてみられ、男女の縁を結ぶ霊木「愛染かつら」としてまつられるようになりました。桂の樹はハート形の葉を繁らせ、かずらは愛染祭りの頃、可愛くなまめかしい花を咲かせます。
ところでこの「愛染かつら」、去年の愛染まつりのときは、花が満開でした。ことしはわずかにちらほらといった程度。その違いを写真でどうぞ

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今年の愛染まつり その4

愛染まつりの中で、荘厳な夏越大法要が営まれます。なにそろ天下の四天王寺のお坊さん全員が、愛染さんの重要文化財・多宝塔にやってきて読経されるという、超豪華版かつ四天王寺としても最大のイベントです。じつは愛染さんの本山は、すぐそばの四天王寺。
ここで不思議なのが、お寺がなぜ夏越の祓いを? という疑問。夏越の祓いで茅の輪をくぐるのは神社です。ところが、四天王寺(愛染さん)はお寺にも関わらず、夏越の大法要を昔から実施してきました。その謎は次の動画を見ていただければわかります。愛染さんのお坊さんが丁寧に説明されています。四天王寺に鳥居がある理由も・・・。

「3分間で早わかり! 愛染まつり お寺がなぜ夏越の祓い?」
https://www.youtube.com/watch?v=uohvpcac6n8

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3分間で早わかり! 天王寺動物園

お披露目1週間後のキリンのハルカスちゃん、ペンギンのお食事タイム(見ていたお母さんが発した怒涛の応援に感心)、アシカの赤ちゃんのお茶目ぶり、のしのし歩くハイエナ・トラ・ライオン等、動物園からしばらく遠ざかっている方も楽しめます。
これで「3分間でわかる!」シリーズも20点です。

https://www.youtube.com/watch?v=TQJmCXVDSyA

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茅の輪(ちのわ)のくぐり方

大江神社でいただいたチラシに図解してありました。私も「唱え」と「お神酒」は省きました。

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今年の愛染まつり その2

重要文化財・金堂のまわりに松竹映画「好きっていいなよ。」のポスターや写真がずらり掲示されていました。なんと今年の愛染まつりは、この映画とコラボしているそうです。今年は久しぶりに前夜祭を行い、宝恵駕籠に主役の川口春奈さんが乗り、「かご上げ」に挑戦した、とお坊さんからうかがいました。

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今年の愛染まつり その1

大阪の夏祭りのトップバッター、愛染まつりが 6/30から始まりました。去年の教訓を生かして、宝恵駕籠のかご上げに十分間に合うようにでかけました。
いろいろおもしろいことがありましたが、まずは全体像を3分でどうぞ。

「3分間で早わかり! 大阪・愛染まつり2014」
http://youtu.be/wdSd-bS_6GI

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