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07/23/2014

有栖川有栖さんの幻坂/口縄坂

天王寺7坂のうち、まだ歩いていない3坂のひとつ、口縄(くちなわ)坂。下から眺めて、道の起伏がくちなわ(蛇)に似ているところから名付けられたそうです。昔は道がくねくね曲がっていたからという説も。幅3メートルくらい、天王寺7坂のなかでもっとも狭い坂です。

この坂の上に、織田作之助の文学碑があります。両側にお寺が4つ。いずれも江戸時代の有名な人、松尾芭蕉や豪商の淀屋、日食やケプラーの第3法則と同様の法則を発見した麻田剛立(あさだごうりゅう)、白内障手術で神技的な手術法を開発した三井そうしゅうなどに所縁(ゆかり)があるらしい。

この坂は、猫好きにとってはパラダイス。15匹位の野良猫があちこちにたむろしていることで有名です。

ところで、有栖川さんの短編小説「口縄坂」は、織田作之助と猫を題材にしたちょっと怖いお話です。女子高生・美季が口縄坂の猫の中でも飛び切りの美猫、真っ白で天使みたいな雄猫に好きになられて、夜ごと金縛りにあいます。やがて友人・里緒を巻き込んで・・・

さあ、口縄坂に出かけて、天使みたいな白い猫に会って来よう!

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