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09/13/2014

デング熱患者数推移は・・・

デング熱の国内感染が急速に増えています。何日か前、「患者は去年も249人いたし、その前も220人。 今年になって大騒ぎするのは、何か裏があるのではないか。代々木公園閉鎖も原発反対のデモ封じではないか」といった陰謀説?が書かれたブログを見た覚えがあります。本当かな?と思ってちょっと調べたら、そんなにおかしな話ではないと思えましたのでご紹介します。なんでも深読みするのは考えものです。

1, まず 国立感染症研究所によれば、「2014年8月26日、戦後初のデング熱患者国内発生が確認されました」。
ここで「国内発生」というのがポイントです。
2, 一方、上のブログが取り上げている患者数(2013年の患者数249人、2012年220人、およびそれ以前)は、すべて輸入症例数(海外渡航中に感染)です。すなわち去年まで国内感染はありませんでした。
3. 今年の患者数は、 第36週までで 輸入症例が 122人、国内発生が75人です。今朝9/12付産経新聞によれば、「国内感染は15都道府県の計104人になった」。わずか16日間に 104人です。
4. すなわち、戦後初めて国内発生し、しかも急速に全国各地に拡がっている。そこで大騒ぎしているというわけ。
5. 去年まではすべて海外の流行地域で感染した輸入症例で、ヒトからヒトへの感染はないため大騒ぎしなかったのでしょう。もっとも患者の血を吸った蚊を介して感染するリスクはあったわけですが・・・

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