« ギャンブルってなんだ | Main | マッサン スタート »

09/28/2014

ザ・プレミアム ドラマ おそろし~三島屋変調百物語/(5)「家鳴り」<終>

09/27 NHK BSP

宮部みゆきさんの作品はほぼすべて読んでいる大の宮部ファンです。現代ミステリー、怪奇時代物、空想ファンタジーと、宮部さんの小説はまったく異なる3つのジャンルにわたっています。今回の「おそろし」は、時代物の代表作。宮部さんの時代物をテレビドラマで観るのは初めてでしたので、大変楽しみにしていました。期待通りの出来栄えでしたので、第2回でも ココログにアップしましたが、第1回から最終回まですべてを対象に再度、感想をまとめました。
素晴らしいドラマでした。小説の雰囲気を失わず、実にリアルにドラマ化されていました。現代物は最近もTBSが相次いでドラマ化していますが、小説そのものが非常に複雑で、緻密かつ計算しつくされた長編ですので、ドラマ化が難しいのでしょう。小説を読んだあとドラマを観ると、物足りなさを感じます。それに比べ、今回の「おそろし」は時代物で短編集のような側面があるとはいえ、映像表現も俳優さんの演技も小説の品格を少しも失っておらず、むしろ映像表現 ならではの利点を生かした魅力的な作品に仕上がっていました。
おちかさん役の波瑠さんが、悲惨な過去を持つ、憂いを含んだ女性にぴったり、まさに適役でした。こんな女性が相手なら、心を開いて過去の不思議な自分の悲しい体験を話さざるを得なくなるでしょうね。NHK BSPのドラマ「植物男子ベランダー」も楽しみに観ていたのですが、途中で降板されたのは、こちらに専念されるためだったのでしょうか。
引き続き、NHKで宮部さんの時代小説「ぼんくら」が始まるようですね。大いに期待しています。

|

« ギャンブルってなんだ | Main | マッサン スタート »