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10/04/2014

辛坊治郎さんの講演〈報道から見た日本〉  その3

テレビ番組についての情報も、なかなか興味深いものでした。 1年前、突然某番組から消えた某氏、その理由について、本人のネットでの発言等もあり、いまだにあれこれ詮索されていますが、真相は意外なところにありました。ネットで騒がれている説(あの発言が原因で辞めさせられた等)はみんな間違い。「えっ、そんな」という印象です。東電の事故後、突然、反原発派に変わった原子力の専門家が、番組から消えた理由も詳しく聴くことができました。この教授と三宅さんのやりとりはとても放送できないと思っていたら、局のコンプライアンス室から「両論を紹介しているのだからOK」の判断。案の定、大問題になり、東北に出かけてどんどんお金を使う企画を放送してなんとかお許しを得た、とか。ああ、あれにはそういういきさつがあったのか、と納得できる話ばかり。最近、ほとんど姿を見せなくなった某女史、スタッフが軽井沢まで出かけて説得しているそうです・・・
あの番組で一番苦労するのは、2時間の収録のうち、使える長さが放送時間の1.5時間分確保できるか、どうか、だそうです。使えない議論が延々と続くと「尺が足りなくなる!」と大騒ぎ。

もちろん海難事故の教訓も出てきました。何回も出かけてやって会って御礼が言えたレスキューの人の言葉「私たちは誰が漂流していても関係ありません。能力があって助けられれば、助けに行きます。その人たちを助けるチャンスがあるかどうかで、決めます、自分たちが助かるかどうかではありません」。
あの事故で九死に一生を得た辛坊さんは、「いままで<おれはおれの力で生きている>と思っていたが違っていた。<おれは、生かしてもろてるんや。おれが助かったむこうには、何万人、何十万人の人の日常があり、それらがなければこんにちはなかった>」。(完)

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