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10/19/2014

講座 正倉院の文書(もんじょ)を読もう

来週から正倉院展が始まります。展示されている物品には多くの人が集まりますが、古文書は素通りする人が多く、正倉院古文書関係者にとって悩み、というか悔しい思いをしてきたそうです。水谷さんのように、毎年、その年の文書の見所をBlogで報告する人は極めて珍しいようです。そこで、正倉院文書に興味をもってもらいたいということで、読売新聞の協力を得て、今年初めて企画されたのが、10/18のイベント。
大阪読売ビルにたくさんの人が集まり、熱心に講義を聴いていました。きょう10/19の読売新聞朝刊に速報、さらに10/29付朝刊に特集記事が掲載されます。
面白かったのは、国家事業として推進した写経のやり方。奈良時代、国が大々的にあちこちに寺を創り、国家的儀式も次々行いました。そこで必要になったのが莫大な数のお経。需要を満たすために、国家として写経を推進しました。紙を入手し無記入の巻物を作り、元の手本を手配し、写経生への割当てと指示、写経作業や訂正の仕方、間違いが見つかったときの給料カット等、細かくルール化され、管理されていました。それらが正倉院文書に、月日や作業者名とともに記録されているそうです。驚くべきことですね。
正倉院展で、お経はいつも最後の方に展示されます。私も今年は、真面目に観賞することにしましょう。

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