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11/12/2014

善玉と悪玉に図式化する安直

11/12の「曽野綾子の透明な歳月の光」の最後は次の文章です。
〈朝日は少しも変わっていない。簡単に善玉と悪玉を作り、そのどちらでもない人間が、同時にそのどちらにもなりうる人間の奥の深さを理解しない〉。
朝日が作って配った沖縄戦の教材について、曽野さんの考えです。「本土や軍部の言葉に惑わされて娘や息子を死に追いやった」という内容は、沖縄の人にとってあまりにも無礼、という指摘に続いて、「これが朝日新聞の常套手段。沖縄は常に被害者であるが故に正しく、本土は常に沖縄を圧迫する加害者という図式を作る。しかし沖縄にも、本土と同様、立派に自分を失わなかった人と、他者の考えに簡単に踊らされた人がいたということだ」。
曽野さん自身が現地で取材した、「死んじゃいかん。手榴弾をお寄越し」と死を思いとどまらせた兵士や、防衛隊の父から「死なずにアメリカの捕虜になれ」と言われた娘の話等が多数紹介されています。
善玉、悪玉で簡単に物事を断罪する癖が抜けない限り、朝日再生はあり得ないでしょうなあ。物事はそんなに簡単じゃない。

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