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12/24/2014

特集ドラマ ナイフの行方

2014.12.22-23、NHK総合

このドラマにはモデルがあるのでしょうか。全くのフィクションなのでしょうか。あまりにも非日常的なストーリーでしたので、そんなことを考えてしまいました。平和ボケした日本に住んでいると分からない地球の現実が、このドラマに凝縮されているような気もします。味わい深いドラマでした。
実に奥の深いドラマです。前後編合わせて150 分のドラマに、こんなに複雑な人間模様、いまだに引きずっている過去の忘れられない異国での「あの日」の殺し合い目撃体験を、無差別テロ未遂の若者を自宅に引き取って助ける話や、子連れ家政婦の話等を織り込んで、よくまとめあげています。前編の段階では、その後の展開がよくわかりませんでした。後編を見終わったあと、人の抱える闇のようなものを感じました。「国をどうにかしたいという思いは同じでも、それだけで仲間同士にはなれない。(殺しあいをした村と町の間には)長く深い事情があったんだろう」「今でも世界中のあちこちで、殺し合いを憎みながら殺し合っている」「自分にもそんな血が流れているんじゃないかと思うことがあるよ」・・・。考えさせられる言葉です。
少女のような天真爛漫さいっぱいで恥じらいのあるスナックのママ役・松坂慶子さんの演技が光っていました。 かつての愛人・根本(松本幸四郎)と会った時のやりとりや仕草など、ほかの女優さんには真似のできない彼女独特の雰囲気があふれていました。
2/14、大阪義士祭(吉祥寺)で奉納合気道を見ました。「合気道は人を傷つけない。相手の動きを利用して動く」。合気道は、過去の悲惨な体験を忘れられない根本に、もっともふさわしい武術でした。   

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