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02/21/2015

曽野綾子さんのコラムについて呉智英氏の感想

たとえ移民を認めなければならないとしても「居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいいと思うようになった」。
産経新聞コラムに書いた「労働力不足と移民」に対して、南ア駐日大使が抗議、海外メディアは「アパルトヘイトを称賛」と批判しているそうですが、週刊文春で評論家呉智英さんがこんな感想を述べているそうです。「曽野氏特有のリアリズムに富んだ内容(中略)今後、移民問題を議論する際、こうした問題は避けてとおれないと曽野さんは提議しているのです」。花田紀凱さんがこの感想を「これに尽きる」。わたしもまったく同感。
こういう問題は、きれいごとだけではすまない現実を含んでいます。曽野さんはご自分の体験から、敢えてふつうの人が避けるテーマを取り上げたわけです。「アパルトヘイト称賛」など的はずれもいいところ。
曽野さんは、週刊文春のインタビューに「私のエッセイの中の、〈差別〉と〈区別〉の差がきちんと伝えられていないと思います。私は作家として常に〈区別〉はしています。自分の立場、仕事のテーマなど、すべて区別から始まります。区別せずに、文化も芸術も学問も成り立ちません」。

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