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03/14/2015

ドラマチック関西/ すべては音楽のために 市音に人生をかけた男

NHK総合、関西ローカル、03/13

一般企業で働いていた第一線の営業マン・前田恭二さん。職を投げうって、民営化された大阪市音楽団に転職したそうですね。知りませんでした。音大卒の演奏家集団、しかも今まで大阪市の丸抱えで民間との接触も禁じられ、経営や営業等の運営能力ゼロの集団に、新風を吹き込んできたことがよくわかる番組でした。

人によって組織はこんなに変わるのか、と思わされました。市音の知名度が低いことに気付いた前田さんが、次々打ち出したユニークな企画。街の中を歩いていた人々(じつはさまざまな服装の楽団員)が、突然、楽器を演奏し始め人々を驚かせます。大阪駅地下街でもストリート演奏を実施しました。非日常の音楽空間が一瞬にして目の前に現れた感動に、市音のファンが増えます。定期演奏会終了後、次回予約をしてくれた人に、楽団員が握手をするサービスも。マラカスを配って、親子いっしょに楽しんでもらった演奏会も大成功します。型破りですが、民間人でなければ考えつかないおもしろいアイディアですね。

前田さんが市音の民営化にあたり、「愛する市音を守れるのは、今しかない」と転職を決意した姿に打たれました。幼い子供を二人抱え、年収も半分。奥さんの理解がなければ、到底不可能だったことでしょう。音楽に魅せられた、前田さんのような人がいれば、市音も大丈夫!と思いたいですね。この番組のおかげでファンも増えたことでしょう。

橋下さんの文化に対する厳しい態度、荒療治に関してはいろいろ批判もありますが、追い詰められた市音が頭をひねり、意識改革が進んだことは間違いありません。今後も、生き残りをかけた新企画にチャレンジして欲しいですね。

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