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04/30/2015

昭和天皇の好物は焼きイモ /杉森久英さんの 〈天皇の料理番〉

文庫本 上下巻 700ページを読み終えました。宮内庁の初代総料理長となった秋山徳蔵(小説では 秋沢篤蔵)をモデルにした伝記小説です。単行本は1979年、集英社文庫が1982年ですが、今年文庫本が復刊されました。テレビでは80年に堺正章主演でドラマ化され、今年佐藤健主演で再び、先週から放送されています。
若干21歳で単身フランスに渡って料理の武者修行をし、日本人で初めてフランスの料理アカデミーの名誉会員になった秋山徳蔵。彼が自ら道を切り開きながら挑む冒険物語です。
杉森さんは、社会情勢を細かく描写しながら主人公の心理や信念、志、そして苦悩、活躍を生き生きと描いています。
人間的な魅力もいっぱい、吉原やパリの娼婦まで登場するとは思いませんでしたが。

この本のなかで、昭和天皇のお好きな食べ物を知りました。
「陛下は麺類、特にざるそばがお好きである」
「味付けは薄味のものがお好きだけれど、あぶら濃いもの、うなぎ、中華料理、天ぷらなどもお好きのようである」
「焼きイモは、取り分けお好きである」。

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