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04/03/2015

ピケティを巡る新聞の攻防戦

文藝春秋4月号の「新聞エンマ帳」に、先頃話題になったピケティを巡る新聞の攻防戦が取り上げられています。私自身は、いまさら7,000円もする分厚い経済書を読む気はさらさらありませんが、新聞のスタンスの違いには興味があります。実に分かりやすい記事です。

朝日新聞:元日紙面で単独インタビュー、安倍政権への反撃開始です。民主党岡田代表が衆院予算委で格差問題で論戦を挑んだり、ピケティと会談した裏にも朝日新聞がいたはず。
産経新聞:朝日等の動きに警戒感。「格差問題は政治色の強いテーマだ」。
読売新聞:「都合のいいデータを選んでいる」「多角的な検証が必要」「不可能だ。、無理がある、気がかりだ、無責任だ」と滅多切り。さらに「根拠に異論も、データ  原資料と食い違い・手法に見落とし、提案は妥当か、日本の場合は高齢化も格差要因」と寄ってたかってこき下ろし。予算委員会の記事も「返り討ちにしてくれる」と言わんばかりの書き方。
東京新聞:反安倍らしく、2/8紙面はページを繰っても繰ってもピケティだらけ。いくらなんでもやり過ぎ。
日経新聞:ずる賢く立ち回る日経。基本はアベノミクス礼賛なので分量的にも冷淡。名物欄「経済教室」でも2回にわたってやんわりたしなめるという小憎らしくも巧みな取り上げ方。
毎日新聞:優等生的で食い足りない。凡庸な紙面で忘れ去られる。

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