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09/19/2015

ハッピーエイジング&ソナエ博 7/家田荘子さん

「家田荘子さんの<生き方講演会 この世に生きて、生かされて~お大師さまのお導き~>」

作家・高野山本山布教師の家田荘子さんが、波乱にとんだ半生と、そこから学んだ生き方についてお話になりました。

高野山大学修士を卒業して、僧侶になった家田さんは、16年前から毎年全国の霊山をまわっています。講演の前日まで修行に出かけていたのは出羽三山。年2回は大峰山の滝で水行、海での水行も欠かしません。おかげで12月から3月まで手は凍傷にかかります。四国88カ所も、1日40~50kmの歩き遍路を続けて11年間続けています。2泊3日を12回繰り返せば、全行程1,400kmを走破できます。

家田さんは昔から、死者と交信できるといいます。大変なエネルギーを費やすので、通常はスイッチをきっているそうです。アメリカでエイズ患者を取材したときは、話を聞いた患者が相次いで亡くなりましたが、死後、次々家田さんに会いに来たそうです。その後、家田さんは役行者の修行の跡を辿る霊山巡りを始めます。

家田さんは子供時代、両親から暴力を受ける暗い日々でした。銀行員のお父さんからも殴られましたが、主に殴ったのはお母さん。親に手をつないでもらってニコニコしているよその子供を見ると、羨ましくて仕方がなかったそうです。性格が暗く、口数の少ない子でした。
小学校4年生のとき転校し、いじめられます。6年生のとき、「お前は死んだ方がいい」と言われ、自殺するつもりで草ぼうぼうの空き地に入り込み、寝転がって青い空を眺めているうちに「あいつらこそ死ねばいいのだ。あの空のように笑ってみよう」と気付き、花から元気をもらいます。
お大師様は「太陽の光と慈悲の光は、誰にも平等にふりそそぐ」とおっしゃっています。悪いことばかりは続かない。自分だけが辛いのではない、と思って家に帰り、それから笑うことを心がけます。命を否定する発言はやめました。
今より辛いことはない。今がどんぞこ、ここを自分で乗越えたらもっと楽になれる。そう考えることにより、中学まで頑張ることができました。

高校生のとき、テレビドラマ「時間ですよ」を見て、新人タレントのヘタな演技を見て、女優なら自分も明るい女性になれるのでは?と思い、東海テレビのディレクターに電話し、「あのアナウンサーより自分の方がうまい」と自己PR。翌週から出演させてもらうことになり、3年間続きます。「なにごとも一歩前に出ないと」。   (続く)

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