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09/19/2015

ハッピーエイジング&ソナエ博 8/家田荘子さん その2

「家田荘子さんの<生き方講演会 この世に生きて、生かされて~お大師さまのお導き~>」その2

大学は親の反対を押し切って東京の日大へ。マグドナルドでアルバイトをするも、営業が苦手で一向にアルバイト料が上がらない。インチキプロダクションのスカウトマンに詐欺にあったりして、書店に転職。プロダクションに売り込みにも行ったが、「色気と身長が足りない」。
毎日、テレビ各局のプロデューサーに順に電話をかけて会いに行きます。半年後、東映から電話がかかってきます。「田中美佐子さんの友だち役として出演してもらう」。毎週、毎週訪ねてくる人の方が、来ない人より出してあげようという気になるよね、とのことでした。そのうち、文章を書くよう勧められ、出版社を紹介されます。週刊文春から風俗の記事が書ける女性がいる、ということで声がかかります。風俗ライターはみんなやりたがらないということを知らず、金のために続けているうち、週刊文春編集長から認められて、ライターとして正式に世に出ます。

女優になりたかったのに、ライターの仕事をもらった・・・。道は何本あってもいい。来たら全部やったらいい。
人にはいろいろ夢がある。夢に向かってまっしぐらに進むだけでなく、遠回り、鈍行もいい。壁にぶちあたって、よじ登るのもいい。直進だけが人生ではない。一つの方法だけではない。
お大師さんは「人は必ず花開く」とおっしゃっています。
「蓮を感じて自浄を知り、果(このみ)を見て心徳を覚(さと)る」。蓮の華は濁った泥の中に育つけれども、泥に染まることなく、本来の美しい姿を見せています。人生、山あり谷あり。泥を呑んで生きざるをえないことも多々あります。しかし、人にはそもそも実が備わっていることを自覚しましょう。ここに気付けば、悟ったも同然です。

人生にはいろいろあります。10年単位で考えれば、今の苦労は将来の目標にむかっての小さな一歩。私の場合も、レギュラーの仕事が少なくなったのは、高野山大学に入学し、巡礼を行くためのチャンスを与えてくれたのでした。

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