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10/19/2015

きょうの「あさが来た」

あさが「ぱちぱちはん」(そろばん)ではじいた、加野屋が大名等に貸し出している金額は、なんと900万両。徳川幕府が倒れたら、これらは戻ってきません。あさはぺらぺらの紙に過ぎない証文を「はなをチーンとかむこんな紙切れ1枚で安心できるのか」と、自ら蔵屋敷に乗り込み、「金を返せ」と要求しようと出かけますが・・・

きょうのドラマに出てきた、大名貸の証文(新選組の証文はすでに紹介しました)の例です。複製が大同生命大阪本社で開催中の「大同生命の源流 加野屋と広岡浅子」に展示されています。

津和野藩と加島屋久右衛門の間で交わされた融資契約書です。加島屋は津和野藩の「蔵元紙支配」を引き受けた上で銀700貫目を融資した経緯があり、1770年に、この銀700貫と他の融資分を含め、いったん融資契約を見直すことになり、あらためてかわされた契約書です。

津和野藩が大坂で販売する紙、蝋、その他の商品について、販売代金はすべて加島屋が管理し、代金の中から加島屋が元金返済と利払いに相当する額を控除することが書いてあります。
両替商加島屋は、大名にお金を貸すとき、米だけでなく、各地の特産品も担保にして堅実な経営をしていたことがよくわかります。

「一、銀三百貫目  去る亥の年御出銀高 七百貫目之内
  但し、此の分は暫元居にして、年中六朱の
  利息毎年十一月相渡證文の儀は
  毎年相改候定
 一、同弐百貫目  此度新にご無心申 御出銀被下候分
  但し、此の分は別紙證文の通り、月別五朱の
  利息にして、今・来年の利銀相調、明後
  辰の年より元銀拾三年二割、返弁の定
 一、此度萬端御任せ御頼み申し候上は・・・         」

この後、紙、蝋、その他特産品の話が続きます。

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