« 地下鉄御堂筋線全線ストップ | Main | 赤星憲広氏の 野球から学んだこと その5 »

10/10/2015

赤星憲広氏の 野球から学んだこと その4


「野村・星野・岡田の3人の監督のうち、だれが一番やりやすかったか?」とのMC 岩井万美さんの質問に対して。

意外かもしれないが、3人とも好き。
野村監督は、ぼやきがたまらなく勉強になった。監督が自分の考えを文書にしてミーティング前に配った。ところが、ミーティングに持ってきてない選手が3人もいた。1年目は最下位だったが、こんな選手がいるようでは勝てるわけがない。監督は、気持ちの入ってない選手は使わなかった。自分はベンチで野村さんの近くに座って、ぼやきをいつも聞くようにした。1年間だったが、これが大きかった。野村さんのキャッチャー目線での見方が、盗塁をするうえで役立った。

星野監督には、一番びびった。選手をじつによく観ていた。この選手は、こうすれば伸びるということを頭において、指導した。今岡を怒ったことはない。「彼は天才」とほめてほめてほめまくった。ほめて伸びるタイプだったからだ。自分は怒られたが、その後ほめ言葉をかけてくれた。あるとき、星野さんにメチャクチャ怒られたことがある。送りバントが失敗した後、「打て」のサインに、自分の判断でセーフティバンドをした。結果的に2点入った。しかし「勝手なことをするな!」と猛烈に叱られた。その晩は悔しくて寝られなかった。翌日、「お前、おれに怒られたのに寝たんじゃないだろうな。きょう頑張れよ!」。この言葉のおかげで気持ちよくなって3本のヒットを打ち、監督賞をいただいた。選手を乗せるのが実にうまい。監督の熱い気持ちが、選手にも伝わってきた。

岡田監督も星野さんと同様、選手を観る力がすごい。2軍の選手を一番よく観に行っていた。引きあげるタイミングを考えていた。「お前、わかっているか?」「何ですか?」「そういうことだよ」とわけのわからない会話が多かったが、自分の気付いていないことを的確に指摘してくれる監督だった。

こうした3人の監督が教えてくれたことを、いいとこどりして、いつか役立てたい。

|

« 地下鉄御堂筋線全線ストップ | Main | 赤星憲広氏の 野球から学んだこと その5 »