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11/25/2015

人間国宝・竹本住大夫さんに文楽を聴く  その1


人間国宝・文楽の7世竹本住大夫さんと落語作家・小佐田定雄さんの対談「文楽よもやまばなし」を 11/22 大阪市立中央図書館で聴きました。住大夫さんは10/28に91歳を迎えられたばかり。2年半前に脳梗塞を患い、下腹に力が入らなくなったそうです。言葉が少し重い感じですが、1時間20分の対談が終わっても元気いっぱいでした。

引退直後に受賞された文楽初(近畿大学卒業生でもただ一人)の文化勲章を持参して見せてくださいました。大阪造幣局で作られたものです。授賞式や園遊会等、何回もお会いになった天皇陛下や皇后陛下等皇族からかけられたお言葉やエピソードを紹介され、興味深い内容でした。皇太子からは「雅子がよろしくと言っておりました」。

「教えるのはええ勉強になる。上手にやれ、とは言わない。基本に忠実にやれ。そうすればどんな演目にも生かせる」。弟子に対する、厳しい言葉は印象的でした。「若い時、裕福なら勉強しない。生活が苦しければ勉強する。貧乏だから勉強する。芸が難しいから勉強する。ほめられて勉強する」。客に対する苦言も。「最近の客も悪い。すぐおべんちゃらを言う。ほめ過ぎる。若手がいい気になる」。
(続く)

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