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12/07/2015

同志社大学 学長 村田晃嗣氏の講演 その3

● 安保法案をめぐる議論の混乱
<知識人の憂鬱>
戦争法案との批判があった、なぜか?
(積極的平和主義/消極的平和主義)の(効用/副作用)←どう評価するか?
国際環境は大きく変わった ←これはみんな認めている。

従来の消極的平和主義に対して、安倍首相が積極的平和主義を打ち出し、反発が生まれた。過去70年の消極的平和主義にもプラスの面があった。それを配慮すべきではなかったか。
安保法案は、日本の大学人、知識人にきわめて不評だった。彼らが否定的に捉えたのはなぜか。今日の大学が置かれている状況への不満(急速に進むグローバル化、行政の施策に翻弄されていること、予算削減、大学ランキングの低下、産業界・経済界の要請)があり、安全保障は大学人として批判しやすいテーマだった。

<老人の怒り>
60年安保は、全国の大学生を巻き込んだ。今回は、大学そのものはきわめて平穏で、むしろ職員や中高年が中心だった。60、70年安保の追体験、老人たちの青春の思い出といった面がある。
徴兵制導入という批判があったがナンセンス。50年前の発想だ。先進国はどんどん徴兵制をやめている。近代兵器は素人に扱えない。

<若者の可能性?>
SEALD'Sのような若者が出てきたのは、新たな民主制のきざしかもしれないが、一部の政党が乗りかかって運動したのは残念。彼らには弱点もある。反対するために勉強した、と言っていたが発想が逆。反対が先にあってあとから知識を集めるとは・・・

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