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05/23/2016

近代大阪職人図鑑 ものづくりのものがたり (その1)

4/26~6/20まで大阪歴史博物館で開催されている開館15周年記念特別展です。(行ったのは 5/12)
明治維新以後の工芸界は東京中心に発展してきました。この展示会は十分に世に知られていない「大阪の近代工芸」を紹介するものです。

概要はチラシの表裏を観ていただくとして、私が注目したのは、「造幣局と大阪のアルチザン」のコーナー。先日、造幣博物館前館長の講演を聴き、その後、造幣博物館を見学したものですから。
加納夏雄と益田友雄の「試作貨幣」、加納夏雄の「貨幣図案画帖」、明治旧金貨幣」が展示されていました。

解説の一部です。

<大阪に設置された造幣局は、廃刀令後の金工にとって生活の基盤であり、転身の足掛かりとなった。加納夏雄は明治2年から8年まで奉職ののち東京へ出、その弟子の益田友雄(1847~?)は、明治26年から明治41年までの間、(略)造幣局彫刻場長を務めた>
益田氏は、名工でありながら後年の動向が不明だと書いてありました。

<試作貨幣(明治2年) 片切彫の名手であった加納夏雄一門の力量がいかんなく発揮された「作品」というべき貨幣。造幣局における貨幣の試作は、加納夏雄とその右腕の益田友雄により推進された。極印製作が機械化されるまで、極印の彫刻技術者は尊敬を以て特別視されていたというほど高い技術を要するものであった>(1円銀貨、1銭銅貨、10円金貨の実物が展示されていました)

<加納夏雄:大阪の造幣局で、門弟の益田友雄とともに新貨幣の図案作成、貨幣試作を担った・・・>


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