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05/23/2016

豊臣秀頼が諸国のおびただしい数の寺社を再建・修復したわけ


秀頼が再建したり、修復した神社・仏閣が各地に多数あるのはなぜだろうと思っていたところ、いま読みかけの司馬遼太郎「城塞」にその理由が書いてありました。

徳川方の本多正純が、豊臣の莫大な富(黄金だけでも天下の9割)を減らすために、豊臣方の片桐且元にけしかけた謀略でした。
秀頼の母・淀殿がひとえに秀頼の安泰と幸運を祈願していると聞き、「いっそそれならば、どうであろう。天下由緒の神明仏閣にして荒れ果てているところが多い。それらの堂塔伽藍をくまなく再建してまわれば功徳これに過ぎたることはござるまい。さすれば諸仏諸菩薩はおろか、天神地祇も感応して、秀頼御所の御安泰をまもりましょうに」。
これに対して、社寺の再興修復がどれほど巨額な浪費になるのか知らない淀殿の側近・大蔵卿局は、「江戸殿(家康)も(老齢になり)仏心をおこされたか」と見当違いの解釈をし、まんまと徳川の策略にはまります。

このとき、「施主 秀頼」という名のもとに、再建・修復されたおもなものは・・・
四天王寺・石山寺・誉田八幡宮・勝尾寺・観心寺・金峰山子守社・東寺南大門&金堂・南禅寺法堂・神護寺・石清水八幡宮・生国魂神社・出雲大社・方広寺大仏・北野天満宮など。

この1年間に私が参拝した社寺だけでも4つ含まれています。

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