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06/02/2016

川村元気さんの<世界から猫が消えたなら>


小学館文庫 初版2014.9、(単行本は2012年、マガジンハウスから)。120万部突破、5/14から佐藤健・宮崎あおい主演の映画が公開されています。観てないけど。
先週、娘が「読んだから」と貸してくれました。

余命宣告された主人公の前に、自分とそっくりな悪魔が現れます。1日、命を延ばすのと引き換えに、この世界の中から何かひとつ消すことを持ちかけられます。最初の日は「電話」、次の日は「映画」、3日目は「時計」。何かを得るためには、何かを失わなければならない・・・
4日目に指定されたのは「猫」、主人公はここで悩みます。愛猫を消して自分が生き延びか、それとも自分が死ぬか? 主人公が選んだのは・・・

「この世界には残酷なことがある。それと同じくらい美しいものがある」
「プレゼントは物そのものに意味があるのでなく、選んでいるとき、相手が喜ぶ顔を想像するその時間に意味がある」
「家族はあるものでなく、するものだ」
「あとどれくらい生きるかなんて誰にもわからない。あと数日かもしれないし、数ヶ月かもしれない。すべての人にとって寿命は未知。早いとか遅いとかはない」
「幸せか、不幸せか。自分ではよくわからない。ただ一つだけ分かるのは、そう思うだけで、人はいくらでも幸せにも、不幸せにもなれる」

人生について、いろいろ考えさせてくれる小説です。

Dsc_0515


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