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07/06/2016

九度山・真田フォーラム  再録1

3年前、九度山で行われた「真田フォーラム」のブログを読んでいたら、面白かったので再録します。

2013.08.18
きのうは九度山まででかけて、大坂の陣400年記念イベントのひとつ「九度山・真田フォーラム2013」(九度山町・産経新聞社主催)に参加しました。わざわざ高野山の麓まででかけたかいがあって、いろいろユニークな経験をしました。 
開演までの間、名物「柿の葉ずし」と真田十勇士の漫画が描かれた「真田茶」を買って、隣の公民館で腹ごしらえをしていたところ・・・同じテーブルに座った奈良・大阪・京都からやってきたという3人の女性、そのうちの一人がなんと第3部の「歌とトークショー」に出演するOSK日本歌劇団の男役トップダンサー桜花昇ぼる(おうかのぼる)さんのお母さん。桜花昇ぼるさんは、先日の新聞1面を使った大々的なイベント告知記事のど真ん中に大きな写真が掲載されていた方。

(私)「20年前、大阪転勤になったころ、よく明日香村にでかけたのですが、あちこちで万葉時代の服装をしたOSKのダンサーの方を見ました」
(お母さん)「昨年創立90周年を迎えたのですが、あやめ池の本拠地を失って解散の危機に瀕したこともあるし、あの子も苦労しました」
(私)「難しいお名前ですね」
(お母さん)「以前は、桜花昇という名前だったのですが、字画が悪いということで昇ぼる(のぼる)に変えました。トップスターになってから、名前を変えることに私は反対したのですが、結果的にはよかった・・・」。

写真は、「柿の葉寿司」と「真田茶」。真田茶は、九度山の特産品である柿にちなみ、麦茶ベースに柿の葉をブレンドした飲みやすい味でした。

さて、九度山町長の挨拶に続いて、第1部 講演が始まります。大阪城天守閣研究主幹・北川央氏の「九度山における真田昌幸・幸村」。北川氏と、第3部 講談の旭堂南陵さんとのやりとりはまさに漫才。
「私は史実に基づいた本当の話をします。あとで出てくる南陵さんのは嘘。史実をもとにしたパロディです」と講演と講談の違いを強調。これを受けて南陵さんも「講釈師、見てきたような嘘を言い、といわれますが、いまの講談は見てきたことを取り上げています」と応酬。
講演と講談の対決例が次々出てきて、面白かったですね。実際、研究者が「そんなのは架空の話で嘘だ」と断定していたことが、その後、古文書が発見され「講談の内容は本当だった」と塗り替えられることも少なくないようです。曽呂利が実在したかどうかの論争もその一例。
南陵さんの講談を批判していた北川さんが、講談の正しさを証明する史料を発見するはめになったことも幾度となくあるようで、和気あいあいのなかで愉快なやりとりが続きました。

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