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07/03/2016

週刊文春は東スポなみ週刊誌だった?


週刊文春が「嘘の記事を書いて選挙妨害をした」と訴えられ、民事だけでなく刑事の被告人になりそうです。たしかに今週号の記事は取材方法も内容も疑問。週刊文春元編集長の花田氏でさえ、「どう考えても、この内容でこのタイトルは行き過ぎだ。約130日間、ペルーから一度も帰国せず現地で(1996年のペルー日本大使公邸人質事件の)取材を続けていれば、その程度(1,500万円、うち450万円が私的流用と週刊文春)くらい使っても不思議はない」と批判の声を上げたほど。新聞広告や吊り下げ広告を見た人は、みんな「ああ、あの人も桝添と同じだったのか」と思うでしょう。
ところが、いまはインターネットのyoutubeで本人の生の声を聴くことができます。ご本人の説明によれば、週刊文春が私的流用としている450万円は、取材のためにフジモリ大統領が出入りする場所に近づいたり、密室から出ることを禁じられていた外務官僚と連絡をとるため、食事の容器の裏にメモを貼り付けボーイに渡してもらうために出さざるを得なかったチップなど。週刊文春が遊興費のように書いている乗馬クラブ費用は、なんとか情報を取ろうとして、白人専用競馬場の貴賓室でフジモリ大統領が交渉の話もしているとの情報を入手、入れてもらおうとしましたが、「白人しか入れない」と言われ、必死に交渉してやっと「乗馬クラブに入会して、見込があるなら」という条件を引き出します。そこでまずロバで練習させられ、やっと貴賓室に通されたそうです。
桝添さんのように、「税金を家族とホテルで正月を過ごすための費用に使った」のとはぜんぜん違います。 さらに、交渉に関する情報が共同通信に筒抜けになったことに激怒した橋本元総理が、共同通信に情報を漏らした外交官名を明かすように圧力をかけます。 もともと領収書をもらえるような支出ではありませんし、取材源秘匿は記者にとって命より大切なもの。そこでこれを断固拒否し、社費で認められなかった450万円は、潔く依願退職して退職金で支払います。
このほかにも週刊文春の記者に対するさまざまな反論がされています。

これが週刊文春にかかると、「450万円を私的流用してクビになった」、「桝添なみのトンデモ参院選候補者」だそうです。こうした記事を選挙選の真っ最中に報じるのは、なんらかの背景があるのかもしれません。
当時、日本から200人もマスコミが押し掛けたそうですが、他の記者は記者会見を聞くだけ。それに比べ、記者魂に燃えた立派な記者ではありませんか。

しょせん、週刊文春も東スポなみの週刊誌だったということでしょうか。それにしても、選挙期間中にこんな選挙妨害になりうる記事は公選法違反では? いままで泣き寝入りした人は多いでしょうが、今回は 民事だけでなく、刑事告発もするそうですから、男女2人の取材記者と編集長の証言など、今後の裁判が見ものです。連続スクープで乗りに乗っている週刊文春だけに、もっとまともな週刊誌と思っていましたが。

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