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08/12/2016

天神祭の絵にあるチポとは?/大阪と花火の化学講演会 その2


天神祭の総責任者 大阪天満宮禰宜・岸本政夫さんが、火と水の祭典といわれる天神祭の歴史と花火についてお話になりました。

天神祭の様子を描いた150年前(安政年間)の木版画にも打ち上げ花火が描かれています。ところでこの絵のなかに、「チポ」と注釈の入った顔を少し隠し気味にした暗い感じの人物が描かれています。この人はなんでしょう? チポとは、スリのこと。150年前の天神祭りもたくさんのスリが暗躍していたのです。
ところで、今年の船渡御の人出は105万人。愛染祭から住吉祭までの夏祭シーズンは、いまでもスリにとって稼ぎ時。人ごみの多すぎるところではスリも動きにくいため、やっと人ごみを抜けてほっとしたところが狙われるそうです。ご注意ください。

天神祭は大川の川幅が狭いため、保安距離制限をなんとかクリアして船を通そうと苦労が絶えません。とくに明石の事故以降、規則が厳しくなり、花火を上げているときは船渡御の船が通せない、ということになりかねず、やむなく花火を小型にして保安距離を65mに狭め、100mの川幅でかろうじて船を通しています。そのかわり普通の花火より音を大きくして迫力を出す工夫をしているそうです。

などという裏話もたっぷり。

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