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09/20/2016

文書の機密を守るために/始皇帝と大兵馬俑 その7

当時、竹をへら状に削ったものに文字を書いて、指示命令を流していました。この文書が地方に伝達される間に削られて別の文章に改ざんされる恐れがあります。こうした不正を防ぐための機密保持法も展示されていました。それが「封泥(ふうでい)」です。

文字をかいた竹へらをひもでつなぎ、文字面を内側にして巻きます。そしてひもでぐるぐるまいて上から泥で封印し、そこに印を押すのです。開封されていればすぐにわかります。
展示された実物(わかりやすく出来上がるまでのプロセスを再現した封泥もありました)を観ながら、2,200年前の知恵にあらためて感慨深いものを感じました。

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