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09/27/2016

井上章一先生の<京都ぎらい>

書店に「京都すき」という本が並んでいました。井上先生の名著<京都ぎらい>からのパクリでしょうか? 井上先生は現在、産経新聞に「大阪まみれ」を執筆されています。最近少々引用しにくい内容が続いておりますので、そちらは遠慮して・・・しばらく前に読んだ「京都ぎらい」の読了報告をちゃんとアップしていなかったことを思い出したので遅まきながら。

この本は、きれいごとでない京都の真の姿を次々取り上げた衝撃の内容です。京都人を敵に回しての正論ですから、あらためて先生の勇気に感服します。梅棹先生も遡上に載せられています。

冒頭にでてくる京都の女性(老舗の令嬢)の嘆きがすべてを物語っています。
<女も30をこえるとおしまい。いい縁談がこなくなった。とうとう山科の男から話があったんや。もう、かんにんしてほしいわ。そやかて、山科なんかいったら、東山が西のほうに見えてしまうやないの>。

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