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09/19/2016

展示の秘密/始皇帝と大兵馬俑 その5

中国の展示品は見ただけでは用途がわからず、見学者に興味を持ってもらえないため、展示にいろいろ工夫を凝らしていました。

企画者の川村佳男氏は、宝石店に通ってショーウインドウの展示方法、や光の当て方等を研究したそうです。奥さんから怪しまれて大変だったとか。
秦の時代のベルトのバックルが展示されていましたが、現物だけ並べるのでなく、マネキンに装着させて使い方がわかるようにしてありました。
玉(ぎょく)も装飾品だけでなく、板状の玉に裏から光をあてて、光を透過する様子をみせたり、玉を触らせたり・・・。
兵馬俑の部屋は高い位置から全体が一望できるように工夫してありました。現地の雰囲気を再現したということでしょう。

作品を安全に、かっこよく見せる工夫もいろいろ。事前に中国まで行って調査し、自立しないもの、地震が起きると倒れるものなどを安全かつスマートに輸送・展示するための支持装置を考え、その場でスケッチしたそうです。

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