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10/03/2016

大木から校倉造りの校木を造ってみた/正倉院展レクチャー その9


会場入り口に京都美術工芸大学の学生が、大木から校木を実際に当時の工具で再現したものが展示されていました。
正倉院が造られた当時、まだノコギリも表面をつるつるに仕上げるヒラカンナもありませんでした。斧、楔、木槌、チョンナ、ノミ、ヤリガンナだけで造るのですから大変です。
正倉院の校木は直径1m20cmの巨木から円周方向に6本の柱を切り出したそうですが、再現は直径80cmの大木を用いたそうです。

なお、正倉院には北倉、中倉、南倉がありますが、校倉造りは北倉と南倉だけ、中倉は板壁です。
もうひとつ、現在、正倉院の中に宝物は保存されていません。昭和になってできたコンクリート造りの別の倉庫(東宝庫、西宝庫)に収納されています。

去年は「校倉造りの効能は嘘」と大々的な解説があり、いささか衝撃を受けました(小学校で習ったあれは何だったんだ!)が、今年は正倉院の建築がテーマのひとつになっていたこともあり、校倉造りと、唐櫃、勅封が保存に効果を上げてきた、というマイルドな説明でした。

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